Teacher the Preacher

at AOMORI


06-07-22 SAT.





さて、Billy Branch 御一行様がマクドでランチを楽しんでおられた頃(たぶん、ね)ワタクシと「みっくおか」さんは東青森の某 K で蕎麦でございます。
せっかく案内はしたものの、以前の蕎麦とはちょっと違っておりまして、やたら細く、もはや「そうめん」の域に達っせんとするほどで、う〜む、いささかアテ外れ。
ま、マズい、とまでは言いませんが、これだったら、もう一店、候補に挙った S のほうが良かったかも?

その後 5th Ave.で優雅にケーキ&コーヒーなぞ楽しんだ後、じゃ、また後ほど!と別れて弘前に戻ってまいりました。
これでまた夕方には青森へ、ってワケ。
で、お天気ですが、今日もまた「ビミョー」。
もちろんレインコートは持参でしょ。

てなことはともかく、今日のライヴのレポートを!



でも、まずはこれ、Teacher And 稲荷町食堂 Blues Band!!
青森にまた舞い戻り、会場につくと、いままさにスリムさんたちの演奏が始まるところでした!
ラッキー!間に合った!!
こちらも、まずは Teacher 抜きで演奏がスタートし、そこに「登場」というスタイルです。
いやあ、初めて聴く江戸川スリム氏のハープはまさにカンゲキ!でございます。


そして、端倪すべからざる存在感を発しているこの方!( ↓ )スゴい!!


まったく、役者が揃っていますよねー。
昨日はステージ前でスリムさんと一緒に踊りまくってた「よーすけ」氏も、いざギターを弾きだすと「男前」が四段階くらいアップ!


ワタシとはまったくタイプが違う感じですが、その演奏のクォリティは素晴らしいものがあります。
ネが「いーかげん」なワタクシなんぞと比較すんのがシツレーっちゅうくらいに!
そしてもちろん、そんな存在感を発揮するのは他にもいま⋯あれ?ひとり足りなくない?
え〜っ!ぜひ一度お目にかかりたい、と思っていたキンちゃん、今回は仕事の都合で来られなかったんですって!
く〜〜、ザンネンっ!


ま、来られなかったものはしかたがございません。それは次の機会のお楽しみといたしましょ。
ところで、ドラムの「のびちゃん」でしたっけ?
やってくれましたよー。風船!
あ、もちろん、それはまあ一発芸みたいなもんですから、ドラマーとしての資質にはカンケー無いですよね。
いやいや、もちろんドラム、スゴいです!
そのインテンシティ、コントロール、ともにどっかモーズに似てる(あ、見た感じも?)んですよねー。
フィナーレ近く、Billy が稲荷町食堂のメンバーをステージに上げてセッションになったとき、ドラムを一曲ではありますが代わりに叩いてたのがあって、ステージ横の死角で、フロント・ラインを撮影してたワタシのカメラのファインダーにモーズが現れ、えっ?じゃあドラムは?ってえと、なんとこの曲ではチェンジしてたんですねえ。
つまりそんだけ違和感がなかったワケで、改めて感心いたしました。








でもやはり初めて聴くバンドってのもいいですね。
ここではいつもの(?)、みんなを笑かしてくれる江戸川スリム氏じゃなく、まさにブルース・ハーピストとして、その個性を熟成しつつある姿を充分に見ることができました。

しかし、それにしても Billy Branch のメンドー見るのはかなりタイヘンだったみたいで、そーとー「お疲れ」のご様子。
そのユダンした一瞬の気のユルミをキャッチ(?)。
⋯なんてやってたら、ありゃりゃ、Billy Branch のことに到達する前にこんなに来ちゃいましたねえ。
ふむ、それじゃあしかたがない、それは明日に回してしまおう!

稲荷町食堂 B.B.のよーすけ氏には終わった後であいさついたしましたが、カンジンの Teacher はいつのまにかいなくなっておりました。
いやあ、スゴかったですよー。
やはり Preacher ですね。正真正銘の!
ハンパじゃありません。
歌う、ということを自由自在に扱っている、というか、もう本当に自分のものにしている、という感じですよね。
ま、それはひとり Teacher のみならず、スリム氏のハープにも感じます。
なかなかにモーダルな進行の曲ってのは、ハープにとってはそれほど演奏「しやすい」ものでは無い、と思うのですが、そのへんも無理無くこなしてるんですよねー。

とにかく、前から観たいとは思いつつもなかなか機会が無かった Teacher and 稲荷町食堂 Blues Band、やっと目の当たりにすることが出来ました。
いやもう、想像以上にパワフルで、圧倒されます。

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