After? or Before?

Heritages


06-07-28 FRI.





Billy Branch からはや一週間というところですが、つい昨日まで画像の整理やアルバムの準備などをしていたせいもあって、まだまだココロのなかは今回のブルース・フェスティヴァル「だらけ」でして、どうも通常プログラムに気乗りいたしません。
もしかすると、終わった後の虚脱感みたいなものに襲われるのでは?と予想していたのですが、不思議なことにそれが無く、むしろ凄い「充実感」と「高揚感」がいまだに続いています。
そんな「昂り」を押さえるため、本日はいったん音楽を離れて「雑感」なぞとりとめもなく綴って「脳の火照り(?)」を鎮めることといたしましょ。

いよいよ 8 月 1 日からの祭りホンバンを控え、近所の小学校の前庭では、毎晩、コドモたちが集まって「ねぶた囃子」の稽古にハゲんでおります。
さすがに覚えるのが早いのか、5 日ほど前と比べると、格段の差で、かなりサマになってきてますねえ。
いつものスーパーでは県外からの観光客をあてこんで、一階のエントランス・ホールに地元産品を並べてましたっけ。

また今日、前を通りかかったあるホテルからは「それ用の」ウェアでキメた数人が出てきて、マウンテンバイクを組み立てて、走る準備をしておりました。
祭りの少し前から乗り込んで、周辺をサイクリングし、弘前の初日を楽しんだ次の日は青森の初日も、なんて計画なんでしょうか?
また、そこに近い別なホテルではハーレーみたいな(最近、国産で「なんちゃってハーレー」てな偽アメリカン・バイクもあるみたいですから⋯)大型のオートバイが何台も駐められておりました。

ねぶた祭りに興味のあるひととダブるかどうかは「?」ですが、明日 29 日からは大正時代に建造された煉瓦造の倉庫を「そのためだけに」大々的に改装して会場とした奈良美智展もスタートいたします。
以前、春に開かれたときなど、その煉瓦造の倉庫内が「ひんやりと」し過ぎてて、風邪ひきそうになるくらいでしたから、むしろ今みたいな夏にこそぴったりの会場かもしれません。
たぶん外よりは「かなり」涼しいハズ。
明日から、10 月の下旬まで開かれてますから、気が向いたら、何度か行ってみようかな?
あ、外にはカフェもあるみたいだから、10月 9 日の CAFE JEEBA 復活まではそっちで利用するかも。

さて、他に県内で話題になっている(っちゅうより、話題にしようとしてる、かな?)青森市三内の県立美術館もオープンしてますから、奈良美智展と併せ、美術カンケーでは面白い夏、と言えるかもしれません。

で、そんな純粋美術とはちとちゃうとこの話題なんですが、先日、例によって自転車で外回りをしてて、その直射日光のあまりの「熱さ」に、弘前城に近い、旧武家屋敷区域にいまも残る保存家屋で一般に開放されているところ(以前、ぶぅちゃんを案内したとこですね)に逃げ込んでひと休みいたしました。


いま実際にはそこに誰も住んではおらず、日中だけ管理担当者が訪れて常駐するだけですから、炊事やら入浴などで熱を使うことが無いせいもあるのでしょうが、明らかに「涼しい」のですね。
まさに日本家屋というものの、日本的な蒸し暑い夏への対策と言うのか、そのへんの実力(?)を思い知ったのでございます。
ただねえ、うち一軒なんて屋根がもう小屋掛けに近く、四囲の壁と屋根の間には「ちゃんと」スキ間もありますから、夏こそいいでしょうが、厳しい津軽の冬には「外よりはマシ」程度の室温だったのではないでしょうか?


ま、それでも、住まいは夏を旨とせよ、みたいな思想ってのも判らんではありません。
寒いのは厚着すりゃある程度「なんとかなる」けれど、暑いからって裸でいるワケにはいきませんからね。藩士たるもの。

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