Corrina Blues

Blind Lemon Jefferson


06-08-04 FRI.





どうやら昨日よりは「ほんのちょっと」気温が低いらしいのですが、それでもまだまだバクレツな暑さでございまして、そーなると、やはり「きっちり」したシカゴ系のブルースよりは「ゆるゆる」で「だらだら」の⋯なんて言うとぜんぜんダメみたいに聞こえますがそーじゃないんですよ。

もっとこう、テキサス伝統の「いつコードが変わるか判らん」みたいな(?)自由気まま、Lightnin' じゃないけど、「わしゃ変えたくなったら変えるんじゃ」みたいな、ま、逆に考えると、たとえば一番と二番じゃ歌詞が違ってる以上、そこに生まれる感情も違うのに同じコード進行でいいのかっ?ちゅう、なんともテツガクテキ(?)な問題提起に結びつく⋯ワケはないか。

ま、ともかく「完成形」としてのフォームを一応、念頭には置いているのでしょうが、歌詞によっちゃあ字余り延長みたくはみ出してく(あ、はみ出すのはハウリン YOU 娘さんとこじゃタブーらしいっす!?)なんともいいかげんな、っちゅうかひっくり返せば「ナチュラルな」歌、そゆものを色濃く感じる、ま、プリ・ブルース的でもあるその歌世界が、なぜかこんな日にはミョーにしっくりくるんですよ、Blind Lemon Jefferson って特に。

当然、この Corrina Blues でも声を張るのに合せてギターの細かいトリルを入れてみたり、とフォームを尊重するよりは自然な情感に任せるまま様々に伸縮し、それゆえに表現への「熱意」みたいなもんがかえって純粋に見えてくるような気がいたします。

うん、やはり Blind Lemon Jefferson、スゴいわ。

先日、準備期間がけっこう短かった割には 150 人以上の参加者を集め、なかなか盛り上がった良い大会となった「チャレンジ・ヒルクライム Mt. Iwaki 2006」ですが、その実行委員会のサイトの掲示板に、実に心ない投稿がありました。
参加者が 100 人にも達しなかった、とか県外からの参加者がほとんどいない(もちろん、そんなことはありません。私が確認できた範囲で 49 人もいます)ので旅館などに恩恵がなく、だから前は廃止になったのだ、とか、一見、だからそこらをちゃんとしなさい、という忠告のように見せかけて、実は「ただ単に」ケチをつけてるだけなんだよね。
そいつ(あ、そいつ呼ばわり!)は自分を立ててくれなかったちゅう「みみっちい不満」を、オレに相談しないからこうなるんだ!とでも言いたいだろが、言ってることが事実誤認だらけで、「誰が見ても」単なるケチつけてるだけ、自分がないがしろにされた恨みでしかない、ってのカンタンにバレてるからね。大物ぶるのも最後。こっからはみんなに「アイツにはかまうな」扱いになるだろな。

後から、さも見守っていたふうを装ってエラそうなことを言うのは誰にだって出来ます。
そんなことをいま言う前に、そいつがこの大会を成功させるためになにかしたのかどうか訊きたいものだよ。
こんなワタシのこのブログでだって、いつも見にきてくださる方が 80人以上いるんですから、大会へのリンクを張り、ことあるごとに話を岩木山にもってって、そー言えば、と大会に飛ぶリンクを文中にも仕込んでお手伝いさせていただきました。
たとえそんな微力であったとしても、成功してほしい、となんらかの行動をしていたひとだったらゼッタイあんな「悪意のある」口調にはならないハズです。

こんなふうにコトが終わってからエラそうに能書きこくヤツってのは「最低」!
イチバン嫌いだ。

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