BIRDMANIA

02-09-17
りっきーさんからいただいた地酒蔵「寿家」、2日目になり、開栓したとたんに立つ芳香がさらに澄んできました。
味わいも引き締まり、よりキレが鋭角的に感じますが、独特のコクが、日を追って広がりを見せてくれています。一切、加熱処理などをしていない「生き物」ですから、この後も日々の変化を楽しみましょう。

さて、MACさんの「一日一枚」、Johnny Winterでしたねえ。危ない危ない(?)。
実は昨日の日記、もすこしで Johnny & Edgar Winterの『TOGETHER』特集(?)になるとこだったんですよ。
ま、元はと言えば、りっきーさんがC万D千円で Epiphoneの FIREBIRDを手に入れたってのが発端でして、そのホワイト・フィニッシュ、3PU、ヴァイブローラ付き(すでにビグスビーに交換済み)のモデルをめぐって、やたら盛り上がっていたのです。
そこでつい、FIREBIRD→Johnny Winterと、行っちゃうとこだったのですが、ムシの知らせか?ヤメといて、一夜明けてみれば、MACさんが「一日一枚」で(違うライヴではありますが)やってるじゃあ〜りませんか!

また、Johnny Winterの場合、ライヴがいいんですよ。なかでも"Rock’n’Roll Medley"はタマりませんね。MACさんも書いておられましたが、彼のシャウトが実にそれにマッチしてます。そしてカラんでくる Rick Derringerの、一瞬黒人女性?と思わせるハイ・トーンなシャウト・・・
ありゃ?あんましギターの音は耳に残ってないなあ。
Vocalばっかりで。もちろん、いいプレイはしてるんですが、「音」で言ったら、LYNYRD SKYNYRD の Allen Collinsが"SECOND HELPING"で弾いていた音の方が印象に残っています。(なんたってベースも THUNDERBIRDだし、ってのはカンケーないか?)Workin’ for MCAでの、Gary Roosington の Les Paul とのツインでリードとった音なんて、もう無条件幸福(誤変換ではない)でございます。
あの歪ませない粘りのあるトーン(ジョニーちゃんちょっとお下品)。前にも言いましたがマッスル・ショールズ録音の "Freebird" もクリーン・トーンなんですよ。ワタシとしちゃあ、FIREBIRDは、あくまで歪ませずに、あの特有の「粘り」を愛でたい、とかように考えておりますぞ。

と言いたれつつも、やや忸怩たるものが残るのは、なにを隠そう、現在は大曲にいるとめごろうさんが Epiphone の FIREBIRD(2PU、ストップ・テイルピース)をしょっちゅうセッションに持ち込んでいたのに、当時はハウンド・ドッグ・テイラーにクルいっぱなしだったため、せっかくのFIREBIRDもクリーン・トーンでその「粘り」を味わっていないのですじゃ。借りるとすぐヘッド・ゲイン上げきってツブしちゃってましたからねえ。後悔先に立たず。
もう少しクレバーに FIREBIRDを味わっておけば良かったです。

Johnny Winterも大好きなんですが、どーも Guitaristとしてじゃなく、Vocalist としてみたいなんですよ。
それに音を聴いてもハンパに歪んでて、これならギターなんでもええんちゃうの?とつい思ってしまうバチ当たりなワタクシ。(ついつい Rick Derringerのギターの方に耳が行っちゃう、なんて口が裂けても・・・あ、言っちゃってるか?)
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