Hallelujah, I Just Love Him So

Katie Webster


06-08-13 SUN.




別に昨日の Valerie Wellington へのアンチテーゼなんてつもりはぜんぜん無くて、たまたまフと目に止まったのがこの曲でした。
おそらく Ray Charles の Hallelujah, I Love Her So がみなさまにとってはお馴染みだと思うのですが、この Katie Webster のもけっこういいんですよね。

ヘッドフォーンでキビシく検聴したところでは、これ、おそらくデジタル音源の、いわゆる電子ピアノ(あ、そこいくと実際に舌片を叩いて振動させ、それをピックアップで電気信号に変換してる Fenderの Rhodes や日本コロンビアのエレピアンなんてのは、それこそ電「気」ピアノなワケで、そこら混同なさいませんように⋯)のようでして、低音弦側での「濁り」が無さ過ぎますけど、まあ、そんなことよりも、なかなか匂う(?)New Orleans テイストの強いピアノが多少プロフェッサー・ロングヘアを思わせるコロコロ具合で楽しませてくれますねえ。
さすがにキーボーダーとしても活躍してただけあって、そこらの腕もなかなかハンパじゃありません。
とは言っても、長髪教授と比べちゃうと、それこそ低音弦での(つまり左手、ってヤツですね)ドライヴ感がさすがにケタ違いではございまして、あの域にはなかなか⋯

最後にミョーにリキんでサッチモみたいなことやってるのを除けば、なかなかに素直に曲をなぞった好感の持てるヴォーカルで、飾らない発声、自分の声に酔ってないとこなど、とっても聴きやすいだけに、最後のサッチモもどきが「惜しい」。
ま、案外、そこがいい!なんていうひともいるかもしれませんけどね。

聴けば判るよに、伴奏はその自分の弾くピアノだけ。
1989年、Chicago の Streetville Studios での録音ですが、ヴォーカルとピアノを別録りか、あるいは同録かは判りません。
そのアルバム Katie Webster: Deluxe Edition が Alligator からリリースされたのはその 10年後の 1999年のことになります。


昨日はまた「とんでもなく」美味しくないものでダウンしちゃいましたが、でもその昨日のうちに買っといたパンが今日は食べ頃!
もちろん、買ったその日に食べたって充分に美味しいんですが、私は一日おいて、ちょっと味が落ち着いてきたあたりのが好きなんですよ。

そ、いまや、弘前でも「パン好き」ならたいてー知ってる「 L 」(あ、この場合だけは味が「?」だからイニシャルなんじゃなく、あんまり教えたくないから、ざます!)のバタール!
いやあ、やはり美味しいですねえ。
これ、東京の友人にも送ってるくらい個人的に気に入ってます。
今回は KAGOMEの野菜生活100「紫の野菜」とかゆージュースと一緒でしたが、う〜ん、なんだか邪魔してる感じなんで、先にパンだけ食べちゃって(わたくし、よっぽどマズいパンでもない限り、パンを食べるのに水分で流し込む、なんて食べ方をいたしませんので⋯)、その後でゆっくりジュースを⋯

でもね、このパンにイチバン合うのって「ただの水」のよな気がします。
あるいは安いテーブル・ワインの赤。
コーヒーや紅茶がダメ、ってことじゃないんですが、クリスタルゲイザーなどの水が、このパンの味を邪魔しなくていいんですよねー。
そんだけパン自体として「美味しい」ってことなんですが。

さて、お盆ですからお寺に行ってきましたが、なんだか人が少ないような⋯
妙に蒸してるから朝夕の涼しい時間帯に、ってとこなんでしょね。
まあ、この暑さだと陽を遮るものとてない墓地じゃねえ⋯朝夕がピークなのかも?

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