Right Tool for the Job

Guitar Shorty


06-08-22 TUE.




最近、割と気に入っている Guitar Shorty の Watch Your Back からの 3 曲目でございます。
ちょっと、バックのサイド・ギターのカッティングに「あの」お懐かしやの Tyrannosaurus Rex、いわゆる T-Rex の 1971 年の Get It On を思い出したりもしちゃいますねえ。
案外この手のリズムって、オーセンチックなシカゴ系のブーギとはちゃうアヤしい快感をもたらしてくれるよで、ま、厳密にゃあちょっとちゃうけど Z.Z. Top なんかでもそこら感じることがあります。
Guitar Shorty のこの曲でも、全体の造りがやはり「もろ」そのあたりのロックのクリシェに染まってるようで、そこにさらにレゲエ系の重層感を盛り込むと Kindsey Report になる(かあ?)、と。
しかしまあ、この Guitar Shorty のここらのサウンドや、前述の Kindsey Report、さらにはワタクシが大好きな All Your Affection Is Gone あたりの曲なんて、筋金入りの 1950 年代、あるいは 1960 年代シカゴ・ブルースのマニアなんて「ゼッタイに」ブルースとは認めないだろねえ。

現場のシカゴのクラブ・シーンがそんな音で席巻されてる、と聞いても、「ああ、堕落したなあ」で済ましちゃうのでしょうね。
いえいえ、あたしゃあ、どっちが正しいなんてそんなエラそーなことは言えませんばい。まったく定見っつうものが無いらしいワタクシなぞ、どっちも好きですからねえ。
ま、どっちにしても自分にゃ不得意なほーを貶してるよーに見えるのはきっと気のせいなんでしょね、おほほほほ。


最近は、この日記では初めて採り上げる、ってえブルースマンが減ってしまったんで(ってもちろん、その気になりゃいくらでもいるんですが、やはり気に入った曲に限定してますから、「永久に」採り上げそうにないってのも出てくるワケで⋯)あまり検索はしなくなりましたが、カンタンなバイオグラフィーを書くためにけっこーネットを浚っていたものでした。
今回、そうゆうつもりもなくある事柄で検索をしていたら、なんと馴染みの名前が出てきてビックリでございます。
ワタシが管理を委託されている掲示板の一つにあった投稿に関連して事実関係を調査(ってやたら大げさだなあ、こう書くと⋯)してたら偶然に知っている名前が出てきたワケで、まあ、世の中、広いよで狭いっつうか、ヘンな因縁みたいなものまで感じちゃいましたねえ。
いわばそのひとのプライヴァシーに踏み込むよなかたちになりますので、ここではそれがどんなケースか、一切、特定出来るよな事柄を挙げることをいたしませんが、いや実際、ひとりの人間にも「多くの」側面があって、我々は、ホントにその一面しか知らないんだなあ、なんて「いまさらな」感心をしちゃいましたよ。
あ、もちろん、とあるサイトに行き着きさえすれば、いま現在もちゃんと「公開されている」ことですから、ご本人は「あら、見ちゃったのね?」程度のものでしょが、なにもみなさんにそれを喧伝することもないですからね。

今回はまったくの偶然でしたが、このネットの迷路の中には、探し方さえ判っていれば、まだまだたくさんのサープライズが待っていることでしょう。

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