Somebody Have Mercy

Mike Wheeler


06-08-23 WED.




え〜、この Mike Wheeler の名義で Somebody Have Mercy を探しても、もしかするとヒットしないかもしれませんね(皆無、とは言い切れないですが)。
だって、「なんでか」ってえと、これ「あの」Dion Payton にギターで参加して名を上げた Joanna Connor が Mark Carpentieri の M.C. Records に録音したアルバム、The Joanna Connor Band に収録されておるナンバーだからなのですよ。

ま、曲自体はワタシの周囲でなら Sam Cooke というよりむしろ Otis Rush の演奏で記憶に新しいとこだろうと思いますが、それを Joanna Connor は、アルバム録音中に、レーベル・オーナーの「カヴァー曲でもやりたいのはあるかい?」という質問に答えてこの曲を挙げ、さらに、ゼヒ以前にも何度か共演したことがある Mike Wheeler とのデュエットで歌いたい、っちゅうことで実現したワケなのです。
ややへヴィーでステディなブーギに乗せてじっくりと歌い込んでゆく Mike Wheeler のヴォーカルは特別「これ」といった特徴があるワケではありませんが、なかなかスナオに曲想を受け止めて伸びやかに歌っているところが好感が持てます。
ま、大歌手になれるかどうか、は別のモンダイですけど⋯

それとデュエットで絡んでくる Joanna Connor のほうは白人女性にありがちな(?)ボニー・レイット系っつうか、最近で言えばノラ・ジョーンズにも通じるよな距離感を持っていますから、さすがに「あまりに」黒い(?)声では「分離」しちゃうかもしれません。そこらこの Mike Wheeler あたりだと角の取れ具合がよくマッチするのかも?

その Mike Wheeler ですが、1961 年 6 月30日に Chicago で Michael Lewis Wheeler として誕生しています。漠然とした経歴ですがおそらく 1980 年代あたりから音楽に集中し始めたようで、数々のブルースマンをサポートし、海外ツアーにも同行していたようです。
今世紀に入ってすぐに自分のバンド the Mike Wheeler Band を結成しています。2014 年の Chicago Blues Festival に出演し the Chicago Blues Halls of Fame as a Master Blues Artist に選出されました。
ただ、音楽のほーでのキャリアはそこそこ判ってますが、でも 1995年にはボニー・レイットの Road Tested に「照明の」技術者として参加、なんてのも「音楽的」と言えるとしてですが⋯
ま、それはともかく、あの Willie Nelson の Joy やマール・ハガードのアルバムにも参加し、ブルースの方では自分のバンドとしての活動以外に Koko Taylor や Shemekia Copeland、Jimmy Johnson に John Primer、Son Seals、そして Willie Kent & the Gents などとも共演しているようです。

あ、彼を検索する際には「Mike Wheeler Blues」で!Blues をつけないと知らない白人が出てきます⋯


弘前市の西を走る Apple Road という観光道路(?)からさらに山に入ってくと、そこにとってもかわいいアンティークや雑貨のお店があります。
そのことを友人に話してたんですが、夏休み(?)がとれたとかで今日、案内することになりました。
やはり、というか、えっ?この先にあるの?という反応でしたが、道から右に逸れ、ぐ〜んと登ったところでお店を見たら「かわいい!」と、さっきまでの不安も吹き飛んだようで、とても喜んでいました。
あの浪岡の RICHE にも、本館(?)とは別に、小さなキヨスクが三軒並んで建っているんですが、それよりもさらに小さく、でも、そのデザインがとてもかわいらしくて、気に入りました。
「すみません、扇風機しかないんですよ」と恐縮されてましたが、いえいえ、インテリアの趣味の良さから「目に涼しい」眺めが、実際の気温よりも心地よくしてくれています。

トップ画像はわたくしの「本日のお買い上げ」品。
スタンプなんですが、それが入っている箱そのものの質感・色・大きさ・縦横比・重さ、なんていう手にしたときの「手に嬉しい」その存在がとてもいいんですね。
ちょっとしたタカラモノを見つけたみたいな。
あ、それを言うなら、このかわいいお店そのものがちいさなタカラモノなのかもしれません。

行き方ですが、枡形から松原を抜けていくと「アップル・ロード」に出会いますから右の小栗山・岩木山方面に向かってください。
ゆるい登りで、左に外車ディーラーがあり、そこを過ぎたところで、左に入るところがあり、ゴルフ練習場とクレー射撃場、と書かれた案内が出ていますから、その道に入ります。ちょっと行くと、Birdieという名前のゴルフ練習場の入り口が右側にありますから、そのかなりの登り坂をグイ〜ンと入ってくと⋯
駐車場に入ってすぐ左側にとってもかわいい白いお店が!
あ、でも土曜日はお休みでしたっけ?
え〜と、出来たら行く前にお店のブログもチェックしてください。
臨時のお休みとかも出てる筈ですから。

このお店ですが、もっと町に近い位置に移動し、店舗としての営業は終っているようです。

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