RAHMEN on my mind

02-09-19
たまにゃんさんおススメの(かつ、とめごろうさんも、なかなかイケる。と言ってた)茂森町の田澤食堂、「ぷ」さんと一緒に行ってみました。

やはりハイライトは、たまにゃんさんが言ってた「350円のラーメン」でしょ。
伝統の(?)細ちじれ麺と和風ダシを忍ばせたスープが、高い完成度を見せております。
最近、多い「どうだ~っ!まいったか~っ!」みたいなムダなリキみもなく、さらりと出してくるあたり、ワタクシのラーメンにおけるベンチマークとなっておる森田一番食堂と相通ずるところがございますねえ。
まあ、だいたい能書きコイてるとこってのは、知識が先走ってて「独りよがり」な価値観の押しつけに陥りがちなんですが、もうそうゆうのはタクサン!って感じですから、このお店の「日常性」はイイ感じ!
森田一番食堂や、JACO のしーちゃんおススメ黒石おだ食堂にも共通する、「カッコつけてるヒマなんか無いよ~!忙しいんだからねっ!」みたいなイキの良さ、そして3店に共通する種類も豊富なメニューは、どれを食べても「かな〜り」美味しいんじゃないかな?って予感(?)がいたします。

森田一番食堂では、「ぷ」さんが色々なもんを試しましたが、どれも美味しかったし(横からちょっと盗んで味見!)、おだ食堂もしーちゃんによると「どれも美味しい」(事実、暑いさなかに頼んだ冷やし中華は、実にいい味でした)そうなんで、その辺、この田沢食堂も同じような気がします。特にとめごろうさんは一時、お近くにお住まいだったので、色々なメニューを経験してるものと思われますが、その彼も、なかなかいい、と言っておりましたからねえ。

どうも、グルメ(B級も含む)を追求する!なんて青スジ立てた「鬼(?)」たちは、この手の「脱力系」つうか「ふつうの食堂」ってのを軽視する傾向があって、「目つきの悪い店主が、入って来た客をジロリと一瞥して値踏みし、気に入らねえならとっとと帰んな。て態度の骨のある店」ばかりを相手にしているようです。
ワタクシとしちゃあ、そんな「勝負モード」は最近アホらしくなって来ちゃって、「いえいえ、気に入っていただけたんならまた来てくださいな」くらいのユルいテンションでやってるお店の方が「快い」のでございますよ。

真剣勝負は、ご同業の方がいらした時にでも存分になさったらよろしいじゃありませんか。お客さんはテキじゃないんですから、ごゆるりと楽しんでいただく、と。
もっとも上にあげた3店なんて、ハナから勝負なんてえアタマは無いようで、次々と入って来る出前の注文やお店のお客さんの注文に追いたてられて、バリバリ小気味よくこなしていく事に意識を集中しており、その日常性がココロヨいのですねえ。
それを、いちいち、どんなもん、どんな風に頼みやがるかな、この客は?と「気」を集中させ、出来たら出来たで、どんな喰い方しやがるか目を配る・・・ こんな気擾い店では、ウマいもんもマズくなっちゃいますよ。

この田澤食堂、その意味でもホントに気楽に味を楽しめそうです。
「ぷ」さんなんて、次はねえ~、と次回、注文したいものをお店を出てスグに言ってましたからねえ。そんな「次に来たときは、あれ注文してみよかな?」って話題が出るのも、この3店に共通しています。
どっか、そんな風な気にさせる「なにか」があるんでしょうね。(ただ、藤井大人がススメてくれたカツカレーチャーハンなるものは見当らず、かわりにドライカレー・チャーハンとカレー・チャーハンがあったけど、この二つがどう違うのか気になるところでございます)

一方、ここんところちょっと御無沙汰だった板どんからメールがあり、三升屋の担々つけ麺がウマい!だそうです。
でげしょ?ここは上の3店とはまったくタイプがちゃう店で、「勝負」かけてくる店とも違う独特の存在です。熱いの冷たいのを問わず「胡麻」モノがイケるんですよ。麺だって胡麻入りですからね。天然素材にこだわった、ちょっとユニークなお店です。しかしヘルシー志向ってだけじゃなく、味もいいのですよ。

あ、その板どん、札幌の出身なんですが、アサヒ・ボウル裏手の「みんぱい」が一番サッポロチックだ。とのコトです。
弘前でサッポロの味を!、
permalink No.159

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