Big John Wrencher

North Side Records


06-09-04 MON.




Eddie Taylor とともに American Blues Legends ツアーをまわった隻腕のハーピスト、この Big John Wrencher につきましては、正直に白状いたしますと、ワタクシ、ほとんど知りません。
そりゃまあ、あの Robert Nighthawk の特集(?)をやったときには、例の Maxwell Street でのライヴのとこでその名前が出てきておりますし、さらにはこれまで何度も採り上げている Eddie Taylor の Ready for Eddie がらみで、なんども名前は出した筈でございます。
しかし、じゃあ、その音は?となると、まっことシツレイながら、さほどきょーみの持てるものではありませんでした。
ま、別に「嫌い」っていうほどのもんでもないし、それはそれでよろしいのですが、でもまあ、なんちゅうかな〜、ココロに残らないんですよねえ。ハッキリ言って。
もともと自分がギターでブルースに関わっておりますから、どうしてもハープについてはヨワい、ちゅうか理解も浅いせいがあるのでしょうが⋯

ただ、この Big John Wrencher については、あるひと(ハーピスト)が語っていた言葉が強く印象に残っています。
普通ハーピストって、ハープを両手で包むようにして持っていますが、あれ、片方の手でハープをしっかりホールドして、もう一方の手では、大きく包んだハープと手のひらとの空間、それをオープンにしたりクローズドにしたりすることによって、トランペットでなら「お椀」みたいなヤツを開けたり閉めたりしてワウワウ効果を出すのと同じような効果が出る、ひとつの演奏テクニックがある(らしい)のですが、片腕ではホールドだけで、そのワウ効果ってのが出来ないらしいんですね。

さて、このライヴ、確かに Big John Wrencher の声を聴き慣れていないからかもしれませんが、なんだかヴォーカルがちょっと弱いような気がしてしまうのですが、気のせいでしょうか?
ま、ハープにしたところで、「ガツン!」とくるよなインパクトにはちと欠けておるよーな⋯
ただし、昨日も書いたとおり、バックにまわった Eddie Taylor のギターをたっぷり楽しめる、っちゅう別なヨロコビがありますから、ワタシにとっては素晴らしい「お宝」であることに変わりはないのですが。


ちょっと届けるものがあって、久しぶりに目屋(めや)方面に出かけました。
もちろん ROCK 4400 で、でもショート・スパッツもカットオフ・ジーンズも洗濯したばっかしでまだ乾いてませんから、仕方なく膝下までのスパッツにいたしましょ。
まあ、なんですねえ。夏になる前に買って、あのころは膝が冷えなくていいや、なんて言っていたものですが、それがああた、今日みたく気温が夏なみに上がっちゃうと、けっこーコタエます。あじじじじ⋯

ただ、さいわい時間に余裕がありますから、メイン・ルートじゃなく、川沿いの道を、それこそ岩木川を遡るよにしてちんたら走って行きます。
と、ややや?川面にアヤしい人影!
見ると、二隻のゴムボート(細長く、全体はカヌー状)がなにやらもたもたしてるじゃないの。ん〜?操船訓練?あるいはなんかの調査?
全員、ちゃんとライフジャケットもつけてますから本気のようです(?)。
⋯なんて、そのよーすをアホみたくクチを開けて見てちゃ話になりませんから、その場を後にしましたが、用事が済んで戻ってきたら、ありゃりゃ、前といっこもかわらんとこにおるじゃないの⋯???

さて、それはともかく、久しぶりの目屋ルート(それも旧道ね)は、バイパスにみんなまわってるらしく、交通量が少なくって、とても気持ちいい、まさに自転車向けのコンディションですよ。
それでも途中、バイパスに出なきゃいけないとこがあって、そこでは歩道(だって、歩いてるひとなんて皆無なんだもの)を走ります。そーすっとクルマのみなさんにもジャマにならんし。
と、ここで目屋方向からきたローディとすれ違い。手を挙げてあいさつ。
そして帰りはまたまったく別なローディが目屋に向かってるのとすれ違い。
こんどは、こっちが手を挙げたら向こうはお辞儀を。
うん、なんにしてもあいさつしてちゃんと返ってくるのはいいですね。

ところで、市の上水道の取水堰の下流にあるブロックの上が、なんでかササゴイの集団によって占拠されとります!


ほとんどみんな左を向いてますでしょ?そ、そっちが上流です。


色分けがハッキリしてるのが成鳥、茶色っぽいまだらのは若鳥ね。
でも、別に魚を獲るふうでもないんですよねー。なにやってるんでしょ?

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