Got A Way With Woman Michael Burks 06-09-08 FRI. | いきなりワウを効かせたギターで始まりますが、すぐに「いつもの」あの音が炸裂いたします。 まあ Michael Burks っつったら、やはりこの音でなきゃあねえ。 ん?そーいえば、この Michael Burks だけじゃなく、Dion Payton や Carl Weathersby などの同じよなパワフルなブルースを弾く一派って、その音に共通性がありますよね。 つまり、ギターの外形(テレキャスター・シェイプだろうが 335 スタイルだろうが、はたまたフライング V 型だろーが)はともかく、「必ず」ハムバッキングを使ってる、ってこと。 そこらが一見、似てるように思えるけど、ミッド・ブーストなんかかけたレース・センサーっちゅう Buddy Guy との「大きな」違いなのかもしれません。 ブースト系ってどうしてもその飽和感に「一本調子」なとこが出ちゃうんですが、そこいくとナチュラルなハムバッキングだと、アタマ打つ上のレヴェルではそれに近いけど、その下を掠めてるあたりがなかなか「美味しい」音になるんですよねー。 つまりニュアンスってヤツがよく表現できるよな気がいたします。 さて、そーなるとワタクシの Fender Mexico Stratocaster のシングル・コイルなんて、実にまあ「腰が無い」ことおびただしい! ま、ワタシゃ別にそんな腰のあるブっ太い音なんて求めてませんからいっこうに構わないのではございますが、それでもときどき、ちょっとだけ、ばりばりのハムバッキングで、そりゃもうネチっこく、まるで Ricky Hirsch みたいな Macon Georgia Greasy Hambone Blues なんてとこを弾き狂いたくはなるのでございますが。(え?ご存知ない?がはははは、ワタクシ、こう言っただけで判るよな方とは「サザン・ロック」ての、お話できるよな気がいたしますですよ) ただ実際モンダイとして、ワタクシにはアーミングが「必須」のものでございますから、まあ Gibson 系は最初っから「圏外」でございましょ。 ただひとつ、安い(たって「そこそこ」しますけど)P.R.S.のアーム・メカニズムはまあまあかな?って気はいたしておりましたが、その安いモデルがあった秋葉原の某 L 楽器館にも、すでに在庫は無くなってますしねえ。 あ、正統派の Gibson 使いのみなさまには P.R.S.って嫌われるみたいですが、ワタシみたく Fender から、ってえひとには、そのあまり「工芸品臭くないとこ」が(逆に Gibson 使いの方には「ちゃち」に見えるようですが)かえって抵抗が無いんですね。 つまり、アンプにつながないで弾いてみると Gibson との差は歴然としております。楽器としちゃ「ダメだこりゃ」てな部類でしょね。 でも、ワタシみたく、Fender で慣れてるもんにゃ、エレキ・ギターなんて「家電製品みたいなもの(あ、Fender ユーザーみんながみんなそうじゃないですが)」と思ってますから、ナマで鳴らねえ?カンケー無ぇよ。断線さえしてなきゃアンプで音デカくすっから!みたいな「デリカシーのカケラも無い」発想で押し切るもんだから評価が正反対になるのかもしれません。 だいたい、この Michael Burks の Flying V だって音響的には決しておススメできるよなシェイプじゃありませんからねえ。 Gibson だってそりゃいろいろイカレたギターはあるワケでして⋯ って、ありゃ、いつの間にかギターの話になっちゃってるよ。ま、いっか(?) 朝方の雨がまだ芝生に水滴として残り、不用意に歩くと靴が濡れてしまうようなコンディションではありますが、とりあえず陽も差して、青空までが見えてきました。 大鰐では美しい(?)コースが「修羅場」になるんですかねえ⋯ ダウンヒルのコースを試走する選手が目立ちます。 ホンバンとは違い、チェックするのがメインでしょうから、そんなブっとばしてるひとはいませんでしたが、ゴール前のジャンプでは、それを楽しむひと、あまり派手には飛ばないひと、よけて通るひと(実話です!)、とさまざま。 |
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No.1600