High Heel Sneaker

STUMBLE


06-09-18 MON.




ワタクシの場合ですってえと、ともかく High Heel Sneaker っちゅうと第二回ブルース・フェスティヴァルでの Buddy Guy のが「原体験」でございまして、あのリズム(そう、Hound Dog Taylor の Give Me Back My Wig と同じよなリズムね)こそが High Heel Sneaker!てな固定概念があったのでございますが、この須磨海岸の海の家でのライヴにおける STUMBLE のそれは、ちょっとちがってて、強いて言えば、むしろ Lowell Fulson の Trump にむしろ近いようなリズムとなっております。

まず星一徹はんが、その特徴的なリズムを切り始め、そこにベース→ドラム&杉様のリードが絡んできてスタートします。
そして、さすが杉様、後光がさしてましてカメラがハレーション気味でせっかくのお顔がよう見えまへん。
ま、よーするに、ちょうど杉様の立ち位置が向こうの野外の景色がモロ見えの開口部分なもので、そっからの逆光であまし良く見えない訳でして⋯
でも、ときどきカメラがズームしたりしてくれますんで、あのバッカスのテレキャスター・シンライン・モデルがはっきり識別できますねえ。
このギターがまた、杉様によれば

『私は買値二万円ほどの舶来バッカスを持っていきました。
舶来といっても中国製ですが。。。
ビーチといっても海の家内のステージで海までは少し距離があったので今のところ特に(潮風による)影響はないようです。』

ということで、悪条件下でのステージ用(?)だったのかもしれませんが、これがまあ、実に(いいイミで)クセのある印象的な音なんですわ。
深くかけたリヴァーブにもマッチして、なんともいいパースペクティヴを演出しております。

そして一方の一徹はんは、ってえと、こりゃもうブルースときたらこうだぁ〜っ!てな真っ向からの一本勝負みたくシンプルかつストレートなギター・サウンドで、これまた一徹はんらしいテクスチュアに溢れたソロを聴かしてくれます。
この二人の個性の違いが、実にもう足し算なんてもんじゃなく「掛け算」となって彩りを豊富にしていますよね。
ところで、杉様いわく

『潮風よりもビーチで戯れる白ビキニの方が気になって演奏に支障をきたした方もあったような。。。』

だそうでございます。え?さあ、誰でっしゃろ?


ところで、動物って、災害とかを予知する能力がある、なんて言いますよね。
とすると、飼い猫なんてのでも、それ当てはまるのでしょうか?
現在、台風が接近中、なんてことらしいですが、この猫たち↓




あんまり緊迫感がありません。つーことは「たいしたことない」ってことなんでしょか?
それとも「んな能力、もとから無いわい!」てな、ただの能天気ネコなのか・・・?

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