You Don't Have To Go

Jimmy Reed


06-09-23 SAT.




う〜ん、これまた、実にもう Jimmy Reed の Jimmy Reed たるとこ満載!てなナンバーですよね。
いやいや、なんと言っても、この「マジかよ?」と言いたくなる「とんでも」なハープ⋯って、ワタシなんかには思えるんですが、ハープをご専攻になさっておられる方々にとっちゃどーなんでしょ?これはこれで「素晴らしい」ハープなんでしょか?

いえね、いままで周りでも何人かブルースのハープを「ちゃんと」やってるひとを見て来てるんですが、たとえば Little Walter であるとか Junior Wells、Sonny Boy Williamson II に Carey Bell なんてとこの名前はよく出てきますが、あまりこの Jimmy Reed をココロの師匠に!とか、必要なことはすべて Jimmy Reed から学んだ!なんてゆうひとは「聞いたことが無い」んですよ。
ま、もちろん、ワタクシの狭〜い「世間」で判断してますから、それこそ「井のなかのカワズ」てなもんなのかもしれませんけどね。

どーなんでしょ?
Jimmy Reed のハープって?

ま、それはともかく、ワタクシの個人的な好みについて言えば、「実は、かなり好き」なんでございます。

素っ頓狂なハイノートやらアヤしげな音の動き、そんなものすべてがミョーに魅力的でして、むしろ、それが無きゃ Jimmy Reed じゃない!っちゅうかそれでこそ、彼を聴いた、っちゅう「実感」がひしひしと⋯
そして、なんと言っても、まさに Jimmy Reed ならでは、っちゅうあのヴォーカル!
⋯これが当時、かなりな層に支持された、というのは、そこに「北上して来た多くの黒人が、都会的なものに対するアンチテーゼを感じとったからではないか?」てな妄想に取り憑かれておるワタクシなのですが、それってもしかしてマディにも言えるかも?
もちろん、南部のド田舎にいてもロクなことは無かったからシカゴに出てきてるんでしょが、かと言って、そのシカゴだって別に「天国」じゃあないワケですからね。

どころか、それまで経験したことが無かったような、「都会ならでは」のストレスみたいなもんもあったことでしょう。

そんなココロのザラつきを、このトロトロの、あるいはダラダラの(?)Jimmy Reed のサウンドが癒してくれる部分があったのかもしれません。



ちょっと風はあるけれど良く晴れた日になりました。
こんなときは、ちょっと走ったとこまでお昼に、ってのがいいな。と黒石の伝承工芸館まで例の黒石焼きそばを食べに行ってきました。
途中、田舎館(いなかだて。村役場を天守閣型にして失笑を買った)では道路の横にコスモスのベルトが出来ていてけっこうきれい。
でも、なんで帯状に植えてあるんでしょ?
気まぐれ?⋯ま、それはともかく、古代品種の稲、やはりあまり丈が伸びないんですね。


現代の主要作付品種はもう刈り入れだ、ってのに、この高さ。
これ以上にはならないし、穂が垂れるってこともない、っちゅう品種なのかもしれませんが⋯

焼きそばの帰り、対岸(こちら側は落合温泉郷)の温湯(ぬるゆ)温泉郷をバックに撮影。


ここいらはまだ、古くからの湯治宿も残っていますね。

気持ちよくアセをかいて戻りシャワー!
今日は夕方から自転車関係(岩木山ヒルクライム)の集まりがあって「呑み」になるので、それまでに日記をアップしとかないとね。
だって、そっから、出来たらセッションにも行こう、ってんですから⋯

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