6 Hours of Booze Double Booking! 06-09-24 SUN. | 昨日の日記にもちょっと書きましたが、昨夜は午後六時から、夏に行われたチャレンジ・ヒルクライムの打ち上げに、スタッフの「鐵の VooDoo」氏からお招きいただき参加させていただきました。 なにせ、あたり一面(はちとオーヴァー?)自転車のマニアやらクラブ・メンバーやら自転車屋さん、ってえ状態ですから、そりゃもう自転車の話題だらけ! いやあ、こんなに自転車について「だけ」話題になってる場、ってのもずいぶん久しぶりです。 そりゃワタクシもかっては市内の某店が主宰するサイクリング・クラブみたいのや、トライアスロンのクラブなどにも所属していた時期があったのですが、まあ、なんと言うんですかねえ⋯ネがワガママっちゅうか、イロイロあって、仲間がいるメリットと、みんなのことを考えなきゃいかん、っちゅうデメリットが、いつしかバランスを失っていた、てなとこでしょうか。 ひとりで気ままに走る楽しさ、自由さ、そしてなにより、広大無辺な景観のなかに独り佇むときに感じる「天啓」のようなインスピレーション⋯そんな「単独行」の魅力にハマってしまうと、同行者がいっぱいいて、スケジュールからなにから、なんでもグロスで考えなきゃいけないクラブ・ランの煩わしさからはますます遠ざかる一方です。 さらに、単独行のときのほうが訪れた土地の方から話しかけられたり、親切にされる、という体験もして、むしろたくさんの「出会い」があったように思います。 そこら、「独りでいること」の良い部分ではないでしょうか。 それでも、こうしてタマに自転車が生活の中でかなり重要な部分を占めている方々と話す機会があると、これはこれで楽しいものです。 こうゆう「語らい」自体は嫌いじゃないんですよね。 ただ、そうして楽しく語らっているうちにも、セッションの時間が近づいてきて、しかもちょっとユダンしてたら、もう開始時間を過ぎておりました。 やむなく鐵 VooDoo氏にことわり抜け出すといたしましょ。 自宅までぶっとばし(あ、もちろん ROCK 4400でっせ。ワタクシちびっとでも酒が入ったらゼッタイにクルマは運転しませんので)、今度はギターを持って歩きでセッションへ。 着いてみたらなりちゃんと、お久しぶりの葛西つかさクン。そこに Tetchi も現れて、なんとつかさクンとは「もの凄〜い」ひさしぶりのご対面だったらしく、このかっての Brand New Blues Band のメンバーふたりはなにごとか語り合っておられましたねえ。 最初のセットではなりちゃんとワタシがギターで、つかんたベース、っちゅう構成でした。ま、ここら肩慣らしみたいなもんですから(つーか、ただ音をチェックしてたらみんな上がってきて始まっちまったので、愛用の Red Hot、アームもつけてないてなありさま。あたしゃあアームがないとダメなんだよねー、と)早めに切り上げて二杯目(あ、セッション会場では、ね。昨夜の何杯目かはヒミツ!)のビールやってるとこへみなさま到着でございます。 ベースの五郎ちゃん、始めダディ正井ご一行サマ(?)と揃った訳ですが、みなさま、血中ブルース濃度が上がるまでちと時間がかかりますので、最初のメンバーに五郎ちゃんのベースを加えてワタシらがもーいっちょやることに。 一曲目、あの Hot Tuna スタイルのディストーション+フランジャーっつう「極悪」ブーギ・パターンでの Baby What Do You Want Me To Do でスタートしたのですが、最初のソロのとこで 1 弦がピキ〜ン! ありゃりゃりゃりゃ〜!ここはつかんた&なりちゃんにソロ回しといて、急遽 6 弦を絞り上げ、残った 4 本の弦が元のテンションになるよにして応急処置。 で、曲間に、もいちど 5 本の弦をチューニングしてそのステージは続けました。 いやあ、弦が切れるなんて久しぶりですよ。 そう言えば、実はギター、今日は久しぶりにサンバーストにしようかな?なんて思ってたのうっかり忘れて、ケースに入ったままの Red Hot、そのまま持って来たもんなあ。あれはムシの報せ、っちゅうやつだったのかもしれんて。 ま、そんなこともありつつ、セッションは楽しく続き、途中、ベーサーMも駆けつけてくれて(でも、ナゼか今日は最初っから最後まで「ドラミスト」やってましたけど)さらに盛り上がっていったのでございました。 あ、お店で用意してくれてた JUGBOX とかいうアンプは最初っからチョーシ悪かったんですが、ついに、こりゃダメだ、ってんで Fender の Bassman とかゆうのにすげ換えられてましたっけ。 なんだか SUNN の後釜、どれもトラブル続きですねえ。 でも昨日は久々にダディ正井のギターのサポートで Bad Boy やら Gamblers Blues が出来て面白かったわん。 同じく Cavern Blues Band 時代のメンバーでもあった葛西つかんたクンのギターも楽しんで、なかなか味のあるセッションとなりました。 ラスト・セットではキーボードで参加しアヤしいソロなぞとらせていただきましたよん。 しかしまあ、なんですねえ(ん?どっかで聞いたよなセリフだなあ⋯)、夕方六時過ぎから、このセッションが終わった深夜零時過ぎまで、ビール呑みっぱなしでしたよ。 もちろんステージに上がってるときはそんな呑めませんが、それでも曲間などスキをみてグイっと⋯ さて、本日はまた十和田湖に「お忍び(?)」でおいでになられた、某大物カップルと黒石の「ひさお庵」で夕食、という栄誉に与ることとなりました。 となると、これはゼヒお土産に弘房の「チーどら」をば献上せねばなりますまいて! さらに、今日中にお帰りになられるワケですから、これまた都内某店のお内儀に、沖野餅店の「稲荷」を託すことにいたしました。 どちらも抜かりなく手配を終え、ここ「 BLUES Diary 」ではすでにお馴染みでございましょう、黒石の伝承工芸館にて落ち合うことといたしました。 秋の陽を浴びて、藁工芸など、いっそう輝いておるような⋯ 無事に落ち合って、さっそく「ひさお庵」に直行いたします。 「夜の部(?)」では「禁煙指定」が外れるのですが、さいわい他人が食事しておるっちゅうのにへーきでタバコを吸うような「ドあほ」もおらず、美味しく食事を楽しむことが出来ました。 そしてお別れの時間が近づいてまいります。 次はこちらが訪ねることになりそうですが、しばしのお別れですね。 空港へ向かう彼らと、レンタカーに給油するために Esso に入るところでお別れして弘前へ向かう道すがら、良く晴れた空と、それとは対照的に藁焼きらしき煙で汚染され始めた地表の対比が、独特の光景を現出させておりました。離陸するころには、もうこのヘンも闇の中に沈んで、見えないんだろうなあ。ザンネン! |
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No.1616