Poke the Roots (?)

02-09-30
おお!豚汁!とめごろおさんの日記に「週末の料理」?として載っていたものです。
この「豚汁」ってえヤツ、これもまた各家庭によって、そーとーな違いがあるのではないでしょうか?(なかでも一番笑えたのは「ぷ」さんちで、最後までカレーにするか豚汁にするか決めないでおいて、フィニッシュに味噌をとけば豚汁だし、ルーをほり込めばカレー!ってゆー豪快なハナシ聞いた時でしょう。具が、豚肉、玉ネギ、ニンジン、じゃがいも、と共通してるからなんだって!)

お宅では、どのよーなモノを「豚汁」と称しておるのでありましょうや?
ワタクシの場合には少しばかりユニークなコダワリがございまして、まず、ゼッタイに入れてはならない具材として、もやし、白菜、キャベツ&タマネギが挙げられております。

入れることが許される(?)野菜としては、銀杏に切った大根、半月のニンジン、乱切りしたじゃがいも(メイクィーン限定ね。場合によってはサトイモも可、ただし、じゃがいもとの混在はダメ)、ささがきしたゴボウ、と、これだけでございます。
野菜以外では、やや細い短冊に切った油揚&コンニャク、ですね。さらに季節によっては舞茸、あるいはシメジや三文ダシを加えるのもよろしいかと。
あ、でも、えのき茸はあきまへん。ナメコもあれ入っちゃうと、あまりに「ナメコ汁」化しちゃうので入れませんね。
いただく際にはネギの小口切りを上に散らして、などもよろしいでしょう。でも、長ネギの形で煮込んでしまうのはいかがなものかと。

もしかすると、カンの鋭い方はお気付きかもしれませんが、根菜を主体とし、葉菜は排除いたしておるのでございますよ。以前は「陰」と「陽」がどうたら、と講釈を垂れてみたりなぞしておったのですが、正直、自分の味覚として、これは合う、これは合わない、と取捨選択した結果であり、そしたらなんでか、こんな顔ぶれになっていたのですじゃ。
それでは、「なんでキャベツ入れちゃイケナイんだよっ!」などとゆう強硬な抗議に往生いたします故、どこぞで聞きかじった「陰&陽」を援用いたした次第です。

それが、いつの間にか(ジジイとなったおかげで?)みなさん「はいはい」と聞いてくださるようになりまして、ムリに講釈タレなくても、という状態になったのでございますよ。
それはともかく、「葷酒、山門に入るを禁ず」でお馴染みの五葷(ニンニクなどの匂いの強いもの)もまた「豚汁」に加えるには違和感があるように思います。
ま、お宅では「必ずミョウガを入れる」ってんなら、別に反対はいたしませんが。
え?蓮根ですか?やったこたあ無いですが、いいんじゃないでしょか。「根」だし(まだ言うか)。って、「根」にこだわるのは、やはり音楽と共通したとこがあるからでしょう。ROOTS MUSICって・・・なんてワケ無いよな。
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