Slow Life

Slow live?


07-02-25 SUN.




朝のうちはちょっと、でしたが、陽が昇り、昼が近づくにつれて天気は良くなって来て、青空も広がり、とっても春らしい光に溢れています。
で、ひゃっほう!とマウンテンバイクに乗ろうと外に出たら、ブルっ!い、意外と気温が低いのねん。

まあ、無理ありません。前夜など放射冷却で零下七度くらいまで下がるでしょう!なんて予報でしたから、そりゃ -7℃からじゃあ、そう簡単にはあったかくなるワケがない!
なのに、目に見える景色としちゃ、田んぼも雪なんてどこ探したって見えないし、暖かそうな陽射し⋯それでこの気温、っちゅう落差が面白いですね。
ま、それでも午後にはじわじわと気温も上がって、それでも 4℃まで行ったみたい。
よ、4℃?⋯


遠くに見えてる八甲田のほうは雲がかかっていますね。
案外いまもあそこらへんでは雪が降り続いているのかもしれません。
この場所は新里(にさと)駅に向かう弘南鉄道黒石線の左側で、この先、道は田んぼの中に消えてしまうので、ROCK 4400を担いで線路の右側に渡りました。
そっちはちゃんと「つながって」ますからね。
いやあ、今日が今年初のグラベル走行です。
雪が消えたばかりの路面はじっとりと水分を含んでて、見た目と違ってびしょびしょ。
そしてヘンな弾力があってぶよぶよ⋯
そんな道でトバすとタイヤから遠心力で飛んでくる飛沫で顔も背中もエラいことになりますから、このセクションではじっと耐えて(?)歩くような速度でクリアしていきましょ。

ところで、今日の夜は去年まで弘前にいたんだけど転勤でいまは他県に行ったのが久しぶりに来るので食事を一緒に、なんて話があったんですが、午後になってから連絡が入り、急用で山形に行くことになった、っちゅうことで予定が無くなりました。
その彼とは自転車でのつながりなんですが、新しい職場と住宅の距離が近すぎて、かえって乗れなくなったそうです。
まあねー、あんまり遠いってえとメゲちゃって挫折したり、なんてケースもあるようですが、なまじ歩いても 5 分以内に着く、なんて距離じゃ、ヘタに自転車を出して用意して、なんてもたもたしてる間に歩いてたら着いちゃいますよね。
それにしても通勤が歩いて 5 分、なんて、トーキョーじゃほとんど「あり得ない」ハナシでしょ。
ワタクシのトーキョー通勤時代はまず歩いて駅まで 15~16 分、そっから電車で(途中乗り換え一回)70 分、さらに降りてから会社まで歩いて 20 分、っちゅう、まあほぼ二時間っちゅう所要時間でしたからねえ。

毎日往復で四時間、だなんて、いま思うと、よくまあそんなもったいないことしてたなあ、と思います。
「働く」んじゃなく、「働く」ために毎日そんだけ時間をかけてわざわざ行かなきゃいけないなんて、ゼッタイ間違ってるよね。
その労働で得られる程度の収入じゃ、会社からそんなに離れたとこにしか「住めない」ってのは、まさに日本の「ほんとうの貧しさ」の証明なのかも。

もっとも会社に 5 分で行ける K くん、あんまりしあわせそうじゃありません。
どうしてか、っちゅうと、まわりにほとんどなにも無いんだって。
いっちゃん近いスーパーがクルマで 30 分、さらに街まで行くと一時間近くかかるそうですから、これも歩いて 10 分くらいのとこにあるコンビニだけが「生命線だ」なんて言ってましたっけ。
なはは、のどかでいいね、って言ったら、「のどかな郊外っちゅうか、いやもうのどかにもほどがある」だそうで⋯

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