Sweet? memories

02-10-10
このところ、市内の商店街には連続して二ヶ所、「ヤキトリ系」の飲食店が出来る状況でございます。
ひとつは、かってパチンコ屋さんがあった跡地に、焼肉と対になって出来たもので、他にも釜飯などのメニューもあるようです。
もうひとつは再建されたホテルの二階で、以前はお好み焼き屋さんだったところを改装してオープンするらしいのですが、いつから開けるのかなど、詳しいことは不明です(ってホテル支配人さんと知りあいなんで、問い合わせりゃスグ判るんですがね)。
また最近は軽トラを屋台にしたヤキトリ屋さんがスーパーの駐車場などでよく店開きしてるのを見るようなりました。もしかするとヤキトリ、密かなブームになってるのかなあ?

ところで、りっきーさんとこに行ったらサプライズが待ってそう。
だってテレキャス(Fender MEX)と Mavis 製とは言えもう一本、サンバーストの FIREBIRDまで待ち受けてますからねえ。
FIREBIRDは、ディスプレー用と割り切ってセリ落としたみたいですが、案外スライド用としてならイケるかも、ってそれじゃますますジョニー・ウィンターじゃん。

さて、りっきーさんの書き込みから、思わず1/3世紀も前の東京・原宿のハナシになってしまいました。
当時、御茶ノ水の某専門学校に、中央線の国立(こくりつ、じゃないよ。「くにたち」=国分寺と立川の間に新しく出来た駅なんで、ひと文字っつもらったんだって)から通っていたんですが、ある日、クラスメイトの興嶺(おきみね)クン(後にはプロのカメラマンになった)と信濃町で降りて、ただダラダラと散歩してって、絵画館のそばで、当時、発売されるや、すぐに「飛ばし屋」たちの「いいオモチャ」となったホンダ N360(当時のスタンダードは、バンバーは外し、ホイールはスペーサーかましてふんばらせる、ってもんでしたが)お約束のいでたちに身を固めた赤いのが、これまたどうしたのか、道端でストップしてドライヴァーがおたおたしてんのを眺めたりしながら、ふと気づくともう「表参道」で、なおもダラダラ歩き続け、やや不健康そうながら、つん抜けるよーなサウンドでスっ飛んでったポルシェにアキレたりしてるうちに辿り着いたのが「キディランド」でした。
二人で2階の売り場でオモチャ見てたら、腰のあたりをツンツンされ、ん?と見ると、おそらく7〜8才と思われる青い目の少女がなにか言ってます。
ところがこれがナニ言ってるんだかじぇんじぇん判らないのよね。どーやら、おフランス語のようでございました。
この日はそのまま山手線の外に出て渋谷にまで回りこみ、ムルギーであのユニークなカレーを食べたのでした。
東京ってねえ、普段、電車でばっか移動してるから判んないんだけど、実際歩いてみると意外と「近い」ってのいっぱいあるんですよ。

御茶ノ水から銀座まで、ってのもよく歩きましたっけ。
神田〜有楽町間がちょっとサラリーマンだらけで、わしらが浮きまくってたのがアレでしたけど。銀座では山野楽器と十字屋へ、そして気が向けばヤマハにも顔出しましたが、やはり当時は譜面のストックが多かった山野楽器が一番でしたね。りっきーさんはヤマハで輸入盤などを買っていたようですよ。

ただ不思議なのは、あまり御茶ノ水で「楽器」という記憶が無いんですよ。なんでだろ?
そのころはまだ楽器店街として傑出していなかったんじゃろか?
だって憶えてるの、三省堂の左を入ってく「すずらん通り」(じゃなかったっけ?あ、この辺はきっと MAC さん詳しいぞ)の右側にあった楽器屋さんだもんなあ。で、ケッキョクそのまま有楽町まで歩いてっちゃうコトに・・・
他には立川の駅前のビルに入ってた楽器屋さんにもタマに見に行きましたが、国産のコピーモデルばっかで、ま、現実的っちゃあそうなんですが、ギンザでホンモノの Fender見てきちゃってますからねえ。

あれ?そー言えば、あの頃、ギターっちゅうと「Fender」だなあ。
昔っから Fender派だったのかな?
いっちゃん最初に「欲しい」と思ったのは、Fenderの Jaguarだしね。
やはり自分の好きなギタリストの使ってたギターに走るんでしょ。ハンク・マーヴィンからジャガーって思ったらしいんですが、どーなんですかねえ?
なんかクリフ・リチャードの映画で見たような気してたんですが今となっては自信がありません。たいていは Stratocasterだし、でなきゃロンドン・バーンズなんですよね。
あ、それでバーンズにも注目したコトがありましたが、リンド&リンダースってえ GS がそれ使ってんの見てサメちまった記憶があります。

不思議なコトにアルバート・キングにハマってから、ブルース一直線になってからも、あまり Gibsonって意識にのぼってないんですよ。
別に嫌いってワケじゃないんですが。
ま、そうは言いながら、ヤマハの SGっていう出来そこないのジャガーみたいなギターの後に買ったのがフェルナンデスの Les Paul TV の 2PUモデルだ、ってのが自分でも不思議なんですが。

ケッキョクその後 Fender Telecaster に次いで買った Gibson SG special が、初めての Gibsonとなったのでした。
え?どうだったかって?う〜ん、なんだか気が合わないって感じかなあ?
たぶん、どの楽器屋でも、Gibson なんて「手の届くところ」にゃ置いてなかったですから対象にならなかったんですね。
で、アタマの中が完全に Fendernize されちゃてて、Gibsonにはどーしても愛着が湧かない、っちゅー偏った人格になってしまったみたいです。

山野楽器は特に Fenderの牙城(?)でしたから、そこで「物欲」を育まれたワタクシはそのような傾向を持つにいたった・・・ワケないか?
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