two against nature

02-10-11
今日は、りっきーさんからの「お宝映像」について書きましょ。

Steely Danのライヴと、ふたりのトークなどからなるヴィデオです。
オープニングはいきなり「Green Earing」。
この曲でのリードは、ES-335の Jon Herringtonですが、次の「Cousin Dupree」でのWalter Beckerの Sadowskyがい〜音してます。
黒のFRT(フロイド・ローズのトレモロ・ユニット)を使ってるのね。
でもアームは差し込んでません。
音的には、フェイズ・アウトがかってるようにも聞こえるけど、Sadowskyのセレクターはどー見ても「R」のハムバッキングに行ってるように見えますねえ。
チューブ・アンプらしい軽いクランチ感を活かしてます。
ここでの Jon Herringtonはテレキャス(Mピックアップを増設済み)。

次の「Babylon Sisters」では、Sadowskyのセレクターが「F」ポジションに来てます。それは次の曲でも同じでした。
・・・ って、いかんいかん!ついつい枝葉末節なそんなトコに迷いこんじゃうと、この映像の素晴らしさは、どっかに行っちゃいますね。
あ、でもご心配なく。まず最初に、そんなコト一切、考えずに全部ゆっくり見て、今は3回目の「分析モード」になってるワケで、なんでもこんな聴き方してるんじゃないんですよ。
3回目ともなると、やっとレーセーに使ってる機材とか構成の骨組みとかに目が行くようになります。

あ、ホントにベース、ESPのキルテッド・メイプル(ボディ材質ね。しかもシェイプはロング・ホーンって、上のツノが Fenderのジャズベより長くなってるの)、5弦ベースだ!
他にミュージック・マンの5弦も使ってますよね。
ドラマーはオレとおんなじグリップだあ(つまり左右同じ握りで、左手のスティックは前後を逆に)、とかフェイゲンの Rhodesに MXR掛けてるのかなあ?なんて、次々と引っかかるトコ出てきて、「巻き戻し」→「再生」→「一時停止」→「スロー再生(全身&後退)」の繰り返しです。
ダメだあ、どしたって「雑念」が多すぎるのねん。

曲については、Steely Danを知ってる人にとっては、余計なインプレッションなんて聞かされてもなあ・・・だろうし、知らないヒトには、先入観あたえるより、まず「聴いて!」のひとことがいーんじゃないでしょか。
Steely Danが至上のロック・バンドだ、なんて言うつもりは無いし、じゃあジャズか?と言われりゃあ、う〜ん「そうだ!」とは言いにくいし・・・
なんちゅーか、「ジャズ」とか「ポップス」とかって言うジャンルのひとつに「スティーリイ・ダン」って分類枝がある。って感じかな?で、そこに分類されるバンドとしちゃ、いまのとこ、Steely Danしかいない、って状況。
だいいち、普通に言うイミでのバンドですらないよね。でも、ふたり以外が毎回、「全とっかえ」でも、やはり「あの音」になるんだからスゴい!

地酒蔵「XXX(特に名を秘す。今回は「寿屋」じゃあないのだ!ぷぷ)」の効き目のせーか、だんだんコマカいコト、どーでも良くなってきてるなあ。
うふ!明日のセッションでのギター・ワークに影響あたえそ(なんて言ってると、そんな日に限ってベーシスト誰も来なくて、あっしがず〜っとベーシストで、なんてえコトになりがちなのよねー。それならそれで楽しんじゃうからいーんだけどさ)でございます。

今日はMACさん、寿屋に行ってるハズ。旨いもんたっぷり食べたかしら?
そまさんもかな?あ、それで「金曜まで禁酒」だったのかあ。ナットク。
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