It’s too late!!

02-10-12
いつもなら、セッションのある日の日記は、ハネて帰って来た後、急いでアップする、ってのがパターンなんですが、今日はそれ後回しにいたしましょ。

秋田県の内陸部で最も北に位置する「市」、弘前からはおよそ40km南下した大館(おおだて)で、秋田名物の「きりたんぽ(やや太い串のまわりに、「あきたこまち」のご飯を握り付けて、一見「ちくわ」みたいにしたもの。鍋に入れたり、火であぶってミソダレなどでいただく)」のお祭りがありました。
市内を流れる長木川の河川敷にお祭り会場があり、大勢でいっぺんに「きりたんぽ」を作って焼いて食べるイヴェントもあって、スゴい賑わいなんですが、今年は、東北6県ネットでテレ朝系の地方局が昼から生中継をする、なんて言うもんだから、大口あけてアホづらしてかぶりついてるサマを、いかに東北限定とは言え、こちらでは存知あげない不特定多数の皆様に見られちゃうのもヤですからねえ。それが終わった頃合を見計らって会場に着いたのでございます。
時あたかもテレビ・スタッフが撤収作業の真っ最中で、う〜ん、読みぴったり!とヨロコんだのも束の間、お目当ての「比内鶏スープのラーメン」が、もう売り切れてるじゃあ〜りませんか!
なんてこったい!一番タノシミにしてたのにい。
ま、しかたないざます。ほな、比内鶏つかった「鶏めし」とまいりましょ。これまた「大館名物」で、駅弁としてはなかなかのロング・セラーですからね。
駅弁だと上にはタマゴのそぼろが振ってあって、小ぶりながらもオカズがついてますからやや「高い」んですが、この会場のは「鶏めし」のみ、なんで ¥300です。安い!

会場内にはテントが用意され、雨宿りが出来るようになっているのですが、本日はまた抜けるような秋の快晴の空なので、むしろ熱いくらいの日差しを避けるお客さんで混みあってますが、うまいこと空席を見つけて、連れの「ぷ」さんとふたり、ゆっくりと食事が出来ました。
去年は風が強かったのですが、今年は穏やかな一日で、実にのどかでございます。
川べりで釣りをするヒトもいて、岸近くを覗きこむと「ウグイ」と思われるややスリムな魚群(オーヴァーじゃなく、ホント「群れ」で泳いでるんですよ。釣り人たちが狙ってるのがコイツとは思えないんですが)がゆっくり回遊してるのが見えています。
子供たちの中には、浅いところを選んでバシャバシャ川に入って遊んでるのもいて、そりゃあ楽しそーですねえ。
一番オドロいたのは、中学1年生くらいの男の子ふたりがトランクスいっちょで走りまわってるのにでくわした時です。おいおい、頭もパンツも濡れてるぜ!まっ、まさか泳いでたんじゃあ???ま、気温の割に日差しのせいで「暑い」日でしたから、それもアリかな。

会場の足元は一面の芝生で人々が歩くにつれ、初夏のような「草」の香りが漂ってきます。
そこにヤキトリの匂いやら、ミソダレの匂い、大量に売っている「お漬物」の匂いが混じって、独特の雰囲気ですね。やはり来年はもっと早く来て「比内鶏ラーメン」喰お!
同じように比内鶏のダシを使った「お蕎麦」は、大館の冬の風物詩「あめっこ市」の時に出ます。いかにも手作りっちゅう感じの「田舎蕎麦」の「かけ」なんですが、なかなか奥行きのある「旨味」がクセになるんですよね〜。
これはJACOのしーちゃんから御推薦いただいたもので、横なぐりの吹き込む雪をものともせず仮設テントの下で味わいましたが、ホントに美味しかったなあ。
喰ってる最中に、急に客がドっと押しかけてきてメッチャ忙しくなっちゃったんで、エンリョしてスグ席を立って来ましたが、もう一杯おかわりしたかったところ・・・

会場を離れ、弘前に帰る前に、「M」というソバ屋をチラっと見てきました。前評判はまあまあだったんですが、いざ行ってみたら「も〜んだ〜いが〜い!」だった、ってえイワクつきのソバ屋でございます。まだツブレずにありましたねえ。少しは「喰える」味になったんでしょか?

とめごろおさんは、どーやら角館(秋田県中央部、田沢湖の南、横手の北。盛岡からの秋田新幹線が通ってます。武家屋敷の町並みで有名です)で、新しい蕎麦屋さんをチェックしてきたようですよ。
角館は弘前からおよそ 155km あります。
クルマで日帰りっての、いしがきじまちゃんとやったことありますが、途中、山ン中の曲がりくねった道も多いんで、やはり往復に6時間くらいかな?帰りはすっかり暗くなっちゃって、ヘッドライトの明かりの中に急に飛び出してきたタヌキを、危なく轢いちゃうとこでした。蕎麦のためだけにひとっ走りするよなキョリじゃあないよね。
あ、そー言えば、この週末、エピちゃんが紅葉を訪ねて信州に行ってんだ。
美味しいお蕎麦食べてるかなあ?
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