Fender guitars II
Be a collector ?
07-04-16 MON.
| | う〜ん、これまでのワタシの人生ではあり得なかったペースでギターを買っています!
⋯と言っても、そ、例のミニミニ・スケール・モデルのハナシなんですけどね。
今日はまた大当たり! なんと、二本ともワタシの好きなメイプル・ネックじゃありませんかっ! まあね〜、前回はハズしましたから、今日もちょっと悲観的なとこあったんですが、この結果にはマンゾクでございま〜す!
そりゃワタシだって昔っからメイプル・ネック(あ、正しくはフィンガー・ボード「も」メイプルのネック、ね)が好きだったワケではございません。 思いかえせば 1970 年代に弘前公園の陸上競技場にトラック二台でステージにし、野外ロック・コンサートなんぞを無理矢理やっちまったおりに、誰かのストラト(実際にはフェルナンデス製だけど、まだモメる前なんで、ヘッドもモロ Fender のコピーでした)を借りてセッションに出たのですが、そいつが鮮やかなオレンジのボディ(う〜ん、当時から「渋い」カラーより、イエローとかレッド、そしてオレンジなんてえ「原色系」が好きだったんですねえ。これはいまも変わっとらん⋯)にメイプル・ネックだったのです。 それもラッカー・フィニッシュっていうんでしょうか、ツルツル・ピカピカの指板で、チョーキングしたときの弦の滑りが普段使ってるローズ指板とはまるっきり違うので、とても弾き辛かったのを覚えています。
実にそのときの経験からメイプル・ネック嫌いになっちゃったようで、以後 20 年ほどというもの、まったく見向きもしませんでした。 ところが、ある年に MÖBIUS の越年パーティ( at 東京)に招かれ、そのとき、ちょうどいつものギターが調子悪くて調整に出したとこだったのです。 じゃ、トーキョーでなんか安いの一本買っちゃえ!っちゅう乱暴な乗り込みかたでまずはお茶の水へ。 ESP で入ってすぐ左をたまたま見たら、そこには、あのシャドウズのハンク・マーヴィン先生がお使いになっておられたのとちょっと似てた(ホンモノはメタル・パーツがすべてゴールドなんで、そこら「かなり」ちゃうんですが)真っ赤なストラトが「おった」のですねえ。
そう、Blues After Dark のトップで Black MOSES と変わって出てくるあの真っ赤なストラト、我が最愛のギター Red Hot との出会いだったのですよ。 なにげに弾いてみると、んんん?弦がそんなに滑らない!しかもツヤだってピカピカじゃないっ! そう、ウレタンのつや消し塗装との初めての遭遇でございました!
実はコイツのおかげで「メイプル・ネック嫌い」がコロ!っと逆転しちゃったのですよ。 いや、ほんと人生、一寸先は闇⋯じゃなかった、え〜、たとえが根本的に間違っとるなあ。 でも、おかげで固定概念に縛られることのバカらしさに気付くことができました。ホント、ブルースに向いてないギターなんて無いのよ。
向いてないギタリストってのはいっぱいいるけどね!ぎゃはははは〜!
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