Bystander's eye

for myself


07-04-26 THU.




なんだか、ずいぶん久しぶりに、自分の演奏にマジメに向かい合っております。
あ、もっちろんセッションでの動画を見てる、って意味ですけどね。
っつうとなんだかナルシストみたいですが、そうじゃなく、前回のセッションのヴィデオは例の Parker の初ステージなんですよ。
イロイロといじりつつも演奏しておったのですが、場内ではこんな音で聞こえてたのか、となかなかにオモシロいのでございます。

少なくとも、ステージ上、アンプの直前で聴こえてい音とはけっこう違っておりまして(アンプにマイクを立てて、ハウス PA からも出してたせいもあるんでしょうが)、なんだかかなりファットな、膨らみのある音になってるような気がいたします。
自宅のオーディオ・システムから出してたときの音が、コイツでなきゃ出ない!ってな「ハムバッキング臭さもあるけど、きわめてタイトでキチキチ」だとすると、ライヴハウスでのセッションじゃあ、ステージで VOX から出している音は、場内で収録された音を聞くかぎり、なんだかある意味、もっと「ソリッド・ボディ臭いけど、もっとルースな、でも変な密着感のある音」となってますねえ。

ただそれって、今回に限ったことじゃなく、過去の動画でも、ステージですぐ横に置いたアンプから聞こえてくる音、ってのと、場内で傍観者的な位置で収録した音ってのが「ぜ〜んぜんちゃう」ケースが多いんですわ。
おそらく、ですけどね PA のミキシングしてるヤツが「そいつの」ブルースのギターってのは「こんな音」ちゅう思い込みで好き勝手にいじりくさってるんだろな、とは思ってましたけど、ここまでヒド⋯うっぷす、ちゃうとはねえガッカリ⋯いえ、ビ、ビックリちゅうヤツですわ。
おかげでワタクシの理想とする音とはかなり違う安っぽ〜いブルースギター・サウンドにされちゃってるんだよな〜。

とゆうあたりから、自前の PA にも回して音量をアップしてもらう、てな発想を捨て、オーディオ・クオリティにディスクリート回路で組んだ「ストレートなアンプ」と、純オーディオ用は耐入力に限りがあるから二個のスピーカーユニットをパラったのを二組、合計四個のスピーカーが外から見える、てな完全な自作ギター・アンプ作ろっか?てな悪企みにつながる、ってワケ⋯

てなことはともかく、映像として見る Parker のギターはそのイカレたシェイプさえ気にしなければ、ちょっと見、まるで Gibson 系?っつう存在感なのが面白いですねえ。

ま、たしかにフィンガー・ボードはエボニーだし、ボディ・カラーもマホガニーでトップには微妙なアールも付いてるし、PUも完全に Gibson系のハムバッキングっつう風情ですからねえ。
それでもときどき見えるブリッジのブロックやら、そっから生えてるアームなんかが、やっぱただもんじゃない、っつうか「なんじゃそりゃ?」てな違和感をちゃんと出してますから、そこらさすが Parker ってもんでしょ(?)。

ま、全般的には、案外ブルースやってても違和感はないんじゃないかな⋯
確かにそのカタチにはギョっとしますけど、音はまあ多少ロック寄りではあるけれど、充分ブルースでもイケますね。

と思ってるのはワタシだけかもしんないけど!ぐふふ

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