Night falls

Blues here and there


07-04-28 SAT.




今夜は厚木ファッツさんとかつさんの渋谷でのライヴがある日なんですよねー。
どんなだったかなあ。たぶん盛り上がったんじゃないかと思うんだけど。


こちらの昨日のセッションでは、また新しいひとが来てくださり、面白かったですねえ。
どうやらドラム、ベース、ギターと、バンドの方だったようですが、ギターの方はエンリョしてたのか、ついにステージに上がりませんでした。
やはり自分のギターじゃないと、だったのかも?

さて、ワタクシは前回と同じく Parker P-44 を持ち込みましたが、今回はアンプにストレートではなく、間にパンドラをはさんでライン・レヴェルで VOX に入れることを試してみたら、はるかにそのほうがソリッドでタイトな音になったので、そのままで行きます。

エフェクトは軽くクランチだけで、リヴァーブはアンプ側でつけました。
うん。たぶんアンプのインプットでのインピーダンスが違うことから来る影響でしょうね。なんだか、ダイレクトよりも「ダイレクト感」が増すってのが面白い!

あ、もっとも今回はステージを客観的に撮影したヴィデオでは、っちゅうことじゃなく、あくまでもステージで、すぐ横のアンプから聞こえてくる音で、っちゅう限定的な印象なんですけどね。
案外ライヴハウスの客席では「やはりあの締まりの無いボヤケた音」にしか聞こえてなかったりしてね。

ええ、そりゃそうですよ。客席側で聞いて「卓」をいじるんですから「こっちの想定した音になんかなってるワケがない」んですわ。
そこらセンスの違いだけじゃなく、ブルースってもんを知る「深さ」がちゃいますからね。
こっちはブルース喫茶てなもんをやってたおかげで「もっの凄〜い数のブルースを」毎日十時間は聴き続けてたんですから、そんな甘っちょろ〜い、ブルースのギターって「こんなんだろ」ちゅう思い込みは「ちゃんちゃらオカシイ」てなもんで。
そうそう、各社のマルチエフェクターに BLUES てなプリセットがあったら、それで弾いてみるとよっく判るよ。うげぇ、みんなこんなハンパな歪み(ゆがみじゃなくて「ひずみ」ね、ま「ゆがみ」も当たってるかも?だけど!ぎゃはははは)がブルースだと思ってんの?バッカじゃなかろっか!ってね。

ほんとジョ〜ダンじゃない、そうゆうバカも確かにいるみたいだけど、ギターってのはも〜っともっと懐の広い楽器なんだよ!きったねえツブレかけた音がブルースだ、なんてワケ無えじゃん!
まあ、本気でブルースをギターでやろう、ってんなら「そんなインチキ」エフェクトなんかに頼らず、自分が「快く」感じる音を選びな!

そしてセッションでは、ステージ上で聞こえる音と、場内に PA から流される音の違いに敏感になったほうがいい。音に感するセンスを信頼できないミキサーが独断で音を作ってるハウスじゃ「まともなブルース」は出来ないぜ!

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