Soba and Sweets

TOKYO's special Joy !


07-07-22 SUN.




この日の昼は、東京に来たんなら、まずはここで喰わにゃあ!と言う必須科目(?)雷門前の並木薮で始まりました。
あの濃厚でキツいつゆに蕎麦の先っちょをちょっとだけ浸けてすすり込む!うむ、まさに江戸文化の伝統でしょか。その先の某「どぜう」なんぞより、よっぽど江戸文化を保存してると思うぞ。
だって泥鰌は江戸言葉での「書き文字」としちゃあ「どじゃう」であって、どぜうなんてのは初代が四文字じゃ縁起が悪いとかで「変えちゃった」無理矢理な読みであって、んなもん文化なんぞじゃありゃしない。・・・とコータリンが言ってたよな気がするなあ。

それはさておき、その並木藪の「あまりにも」控えめな蕎麦の量ではまるで「前菜」です。
よってちゃんとした昼食としてハシゴになっちゃうけど、森下の京金へ!
並木藪が「江戸文化保存会の理事長みたいなもん」とすれば京金はニューエイジの旗手(?)でしょか。
あきらかに現代の「趣味の蕎麦」に重きをおいた攻め方って感じですねえ。はい、ワタクシどっちも好きでんねん!
夏はの「しそ切り」、冬は柚子切りらしいですが、この「しそ切り」って見た目も美しい・・・

もっともわたくしは、モッチロン(?)ふつーの「もり」専門なんですけど。


仕事のからみで、今日は都内のデパートの視察です。
⋯なんていうとエラそーですが、早いハナシがデパ地下めぐりなのよねん。

目新しいお菓子が登場してないかチェックし、またあったら、それをちゃんと覚え(だって店内では撮影するワケにいかないし、そんなのいっこっつ買ってたひにゃあ、帰りの荷物がどえらいことに⋯)なきゃいけません。
で、とりあえずは銀座のデパート三店舗を見て回りますが、さほど「劇的な」新製品はありませんでした。

それでも、見ただけではまったく「なんじゃこりゃ?」てなものもありましたが、そんなのに限って、あんまり売れてないよな気がするなあ。
ま、よく売れるんで数を準備してたからいっぱいあるだけかもしれませんが、どうもお客さんはあまりそれを見てくれてないようです。

やはり業界人は、ん?と注目するでしょうが、なんだかお客さんって、まったくそんなのとは違う、もっと「直感的な」判断基準を持っているんでしょうかねえ。

さて、そんな視察の途中、ちょっとだけ山野楽器にも踏み込んでみたんですが⋯
ありゃりゃ〜?
なんだよう!ギターのフロア、ほとんど Fender と Gibson ばっかで、前なら並んでた国産のアヤしいギターが姿を消しちゃってるぜ!
アンプだってそう。高そ〜なのばっかで、お手軽アンプはいっこも無いのね⋯
あ〜あ、しかもまるごといっこ PRS 専用のショーケースまで出来てるし。

やはりお茶の水の楽器屋なんぞ(なんぞ?)と同じことしとったらあかん!っちゅうことになったんでしょか?
高級品ばっか並べて差別化しよう、って魂胆だなっ。

ま、特にほしいもんがあって訪れたワケじゃないんで、別にいいんですが、ちょっとアテが外れた感じは否めませ〜ん。
買う買わないはともかくとして、なんか「おもろい」もんは無いか?てな好奇心をマンゾクさせてはくれなかったですからねえ。

最近じゃあ、KEY あたりが、そこらの興味を満たしてくれるみたいです。
今回は行ってませんが、なかなかオモシロいもんを発掘(?)した実績もあるんですよ。

それでも、お茶の水の、なにがなにやら、てなごった煮っぽい商品構成も「見てオモシロい」ってことじゃ隅に置けませんけどね。
なんでもかんでもシステマチックに整理すりゃいい、ってもんじゃないようで⋯

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