Dead man's valley

Living in real hell...


07-08-20 MON.




先日リニューアルした「墓所」の整備をしてくうちに、だんだんこちらのココロまで「やや」厳粛になって行く、ってのが、なんだかなあ、でございますが、やはり死者の情報を集めておると、普段は考えないようなこともじっくりと吟味しちゃいますねえ。
てな個人的な感傷はともかくといたしまして、調べてって意外(?)だったのが、その地方じゃかなり有名だったみたいだけど、ワタシの知らなかったブルースマンって、かなりいるんだなあ、ってこと!


死んだと聞いてから慌てて試聴してみたりしてますが、中で、案外いいなあ、と思ったのは Big Joe Duskin の "Betty and Dupree" でした。
彼のピアノとヴォーカルに絡んでくるスライド・ギターの全体の「拵え」が、まさに古き佳きシカゴのブルーバードのサウンドを彷彿とさせて、ココロは Leroy Car や Big Maceo あたりのサウンドに迷い込んで行きますね。


おおかたの「シカゴ・ブルース・ファンダメンタリスト」のみなさまとは異なり、ワタクシの場合、も少し前のあたりが好きなんですよねー。
シカゴっぽい、ってとこじゃ barrelhouse の Little Walter & Othum Brown あたりまでってとこ。
でなきゃ逆に '80 年代以降の「大音量ブルース(!)」ね。

え?そりゃマディが嫌いなだけだろ、って?
だははは、「当たり〜!」
おそらくマディに汚染された(ぎゃはははは!)かたばかりじゃなく、どっちゃりいるシカゴ好きのみなさまにはゲキドされそうですが、ワタクシ CHESS のブルース自体さほど「好きじゃない」ってとこあるんですよ。
売れること最優先、てな部分が強い、ちゅうか強すぎるよに感じちゃって!
あ、またテキ増やしちゃったな!

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