High Heel Sneaker

Carlos Johnson


07-08-31 FRI.




ワタシが生まれて初めてホンモノのブルースマンが演奏する High Heel Sneaker を「ナマ」で聞いたのは、あの第二回ブルース・フェスティヴァルでの Buddy Guy の演奏でしたね。
うわ〜!カッコいいっ!っちゅうケーハクなシビレかたをしたものですが、この曲に関しては、いまでも、また誰の演奏であっても「惹きつけ」られますよ!
で、曲はゼンゼンちゃうんだけど Hound Dog Taylor の「カツラ返してくれんかのう」もそのリズムがめっちゃ似てて、もう無条件で「好きな曲〜!」となったものでございました⋯


てなワケ(?)で、なんだかパっとしないこんな天気の日には、ちと軽くトバしてるイキのいいナンバーが聴きたくなります。

となると選ぶのは Live at B.L.U.E.S. on Halsted の Carlos Johnson なんてとこが実にいいですねえ。

彼の場合、TOKYO Live でもブっとんだものでしたが、あの実にクリッキィな、リズムが「立った」ギターのリフを「親指」で弾いてるんだから凄いよねー。
あ、そんなのと〜ぜんじゃん!なんてぬかしけつか⋯うっぷす、おっしゃられる、普段から親指弾きでやっておられる方々からしたら「どうってことない」のかもしれませんが、ここ三年ばかり、ようやくピックを使わなくなった、なんて程度のワタクシでは、もう「驚異!」のひとことでしたねえ。

だいたいこの High Heel Sneaker っての、ワタクシにとっては郵貯ホールとかゆうとこで聴いた Buddy Guy のライヴで「カッコいい〜っ!」と思ったアレが原点なワケですが、この Carlos Johnson のは、さらに「色気」があってスケベさ(?)込みなアダルトな雰囲気が漂ってますねえ。
そしてヴォーカルもストレート過ぎず、この曲を充分に楽しんでやってる感じが伝わって来て、なかなかいいな。こゆの大好き!
ま、もっと「シリアスな」ブルースがお好きな方にはどうか判りませんが、ワタクシには、この High Heel Sneaker、とってもピッタリ来ます。

ありゃ?なんだか久しぶりに「かっての」 BLUES Diary のフォーマットに戻ったよな錯覚を覚えますねえ。

なあに、これはちょっとした「気の迷い」、また明日からは例の「日常雑感」に戻ることでしょう。
それに、そのほうが「親しいみなさま」からはウケがいいんだもの。ぐふふ

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