Sweets Fair ?

World is not so sweet


07-09-13 THU.




市内の某スーパーの 1F エントランス・ホール(って書くとどこのスーパーか判っちゃうよね、地元のひとなら)で「敬老の日スイーツ・フェア」てなもんをやっております。
そー言えば「母の日スイーツ」とか「父の日スイーツ」だなんて、こじつけもいいかげんにしろよ!と言いたくなるよなムリヤリ催事を強行してましたっけ⋯

で、今回は場内に囲ったテーブル&イス席を設け、1200 エンでケーキ・ヴァイキングですって!コーヒー付き。
そりゃまあ、ホントに美味しいケーキと納得できるよな「ちゃんとした」コーヒーがセットされてるんなら、その値段で、ってのも価値ありそうだけど、このスーパーが連れてくる業者って、時々「トンデモ」なハズレが混じってるんだよねー。
あ、そう書くと誤解を招くかもしれませんねえ。
その出店業者を選考するのに、たぶん「舌の肥えた」担当者が価格や数量、賞味期限や「当然」味までチェックして決めてるらしい市内 N デパートとは違って、おそらくノー・チェックなんじゃないでしょか。いえいえチェックどころか、ヘタすっと業者側の自己申告を「経営的にメリットあるか?地元での知名度は?」てなとこで篩(ふるい)にかけて選んでんじゃないかな。

となると「ど〜も売り上げがイマイチなのは当店の存在が知られていないからに違いない」っちゅうお馴染みのノータリンな誤解に基づき、なにかことあるごとに出店を申し込み、認知されるよにガンバる⋯
お判りですね。認知されてないんじゃないんです。
あそこのはイマイチだよね⋯ってのが「充分に」周知されちゃってるってことなワケ。
ネガティヴな認知をさらに加速させるようなセッキョクテキな出店攻勢が「自分のクビ締めてる」ってことに気づいてないんでしょうね。
こう言っちゃナンですが、もうすでに「あのお店のアレは美味しいよね〜!」と評価されてる店は「こんなイヴェント」になんか出てきませんよ。でなくても忙しいんですから!

あんまりお客さん来なくてヒマな店は「なんかしたい・なんとかしたい」がアタマにあるから、そうゆうイヴェントに押しかけてくるんでしょうね⋯ヒマだし!

知られるようにドリョクする。っのが「まるっきり」マチガってるんですけどねえ。
やるべきことはそんなムダな情宣活動じゃなく、店の存在が知られてないからなんてことじゃないホントの理由を「しっかり考えなきゃいけない」んですよ。
店主がどんだけ自信を持ってようが、それが一般消費者の商品選びの基準とはズレた価値観だからでしょ。
なんちて「ズバっと」そりゃマズいからだよ!なんて言わなくなったとこにワタクシの成長がありますねえ。ぎゃははははは! な〜んてそうやってバラしちゃったら意味ないか?

ケッキョクね、ウチのはなんで売れないんだろ?を熟考しなきゃ「明日は無い」⋯
最大のネックはみんなが求める「美味しさ」がそこには無いからでしょ。
いやこれ、パリでは、とかブリュッセルでは、はたまたウィ〜ンでは、なんていくら言ったってムダ。アナタのお店に買いにくるのは「こってこての」弘前人なんだよ?
そのひとたちにウケなきゃ売れるワケないんですわ。

てなことはともかく「敬老の日スイーツ」ってのもなあ⋯
そうゆう洋菓子と「敬老」っつう概念がどーもマッチしてないような?
それに、もすこし混んでてヒトだかりがしてたら、一緒になってケースもじっくり覗き込めるんだけど、人気のないお店ばっかりだから!とまでは言いませんが、ミョーに空いてて、立ち止まると、店員さんの「期待」が痛いように判って、買い辛い⋯

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