So bad, too bad !

Silence is golden…


07-09-24 MON.




市内を軽く散歩してたんですが、近くを通ったもので、つい一閑人のある小路に吸い込まれて(?)しまいました⋯
が、考えてみたらこちら、開店は 11:30 だったんですよねー。なんとなく 11 時だろ、思ってました。
まいっか、お店のパーキングにある前栽の草花でも撮影して遊んでましょ。


やはりねえ、先日の森下「京金」の印象も鮮やかなうちに食べ比べしたかったんですわ。
う〜ん⋯いやあ、まさに甲乙つけ難いってのはこれですね。

この一閑人も京金も、どちらも伸びやかな個性を持ち、そしてそれがまた違っているから、ともに際立つって感じかな。
丸み、深み、旨み、香り、色め、喉越しなどなど、様々な評価基準をどれも合格点でクリアした上での「突出してる要素の違い」ですから、そーとーなハイ・レヴェル。

ただし、これは味とはカンケー無いことではありますが、店のたたずまいは(地価の安い?)弘前が圧倒しておりますよ。

こんな庭を都内で作ろう思たら、もり一枚 7,000 円ほど(あ、別にコンキョ無し⋯)いただかないとやっとられん!てなことになりそうじゃん?


まあ店内の仕上げなどについてはみなさまそれぞれ好み、ってものもおありでしょうし、スパ!っとこれがサイコ〜!なんてきめつけられるワケないんですわ。

やたら田舎風の囲炉裏端っぽい佇まいがお好きなかたもおられるでしょうし、同じ「和風」のくくりであっても武家屋敷もどき、やら「商家の趣き」だったり、はたまた待庵のよな茶室風がヨい!てなかたもおられるんでしょうねえ。

ワタシっすか?⋯そうねえゼッタイそうはならない!っちゅう自信はありますが「もし蕎麦屋をやることになったら」床と壁はコンクリート打ちっ放し、天井は白色でそこにウォール・ウォッシャー的な間接照明を当ててキツい影が出来ないような「明かり」のありように。
室内中央に幅六尺、長さ二間半ほどのニワトコなどの白木の集成天板の大テーブル。
それを囲むように十席ほどの椅子を配した「決して純和風ではない」けれど「洋風とは言えない」風情で設えたいところでございますね。
什器・食器の類も極めてシンプルで「絶対に」民芸調ではないものを!
上から見ると正方形てな蒸籠(ただし四隅は「直交」ではなく R のある折れ方)も、当然ですが朱色の漆塗りなどではなく「白木の地肌を活かした」拭き漆の仕上げで。
なんてこと言い出すと「かな〜り」お高い投資になっちゃいますねえ。

あ、そうそう、当然ですが掛け軸やら日本人形なんてゼッタイ飾りませんねん。

で、これはケッテイテキなポイントなんですが、メニューは「もりそば」のみ。
一年中「もりそば」!
でも寒がりなかた用に十月半ばから四月半ばまでの半年間だけ「かけそば」もやる。
なんかさ、ラーメン屋って夏だけ冷やし中華やるじゃん?アレの逆ヴァージョンね!
冬だけ「あったかいそば」もあります、ってヤツ。ホントは師走の半ばから弥生の半ばまでの三ヶ月間だけ「かけそばもある」がいいんだけどな⋯

どうもね、ワタクシそば屋に行くと天ざる!やら鴨汁!なんてご馳走感覚でくる客っての嫌いなんですよ。しのごの言わんと、べ〜シックな「もり」だけで蕎麦を楽しめ!それが蕎麦のマニアっつ〜もんじゃろが!っちゅうお馴染みの独断と偏見ですわ。

ところで、いくらなんでもそれは無いじゃろ、言われそうなんで書かないほうがいっか?と迷ったんですが、ホントはね、「おひとりさま」のみ!入店可⋯にしたいんですわ。
つまり私語禁止、会話禁止、にしたいけどそれじゃムカつくヤツいそうだから、「おひとりさま」のみ入店できます、っちゅうことにしたいワケ。偶然、知人・友人と店内であっても「会話禁止」ね。
がはははは〜メチャメチャ嫌がられそな店だぞ!

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