Sunny but cold

Where the messengers of Winter...


07-11-29 THU.






相変わらず陽は射していて、しかも昨日より雲も少ないのですが、それなのに、この寒さときたら!僅か 3℃ですよ!
それでも、陽光が背中を温めてくれるのでまだいいですが、たまに陽が翳ると、しかもそこに強い風なんぞ吹き付けて来たりすると、そりゃもうカラダのあちこちが縮んじゃうよなピキピキ冷え(?)でございます。
そんな感じだと、関東の真冬、空っ風に身を切られるような鋭い寒さを思い出しますねえ。

東京に住み始めて出会った始めての冬ってヤツは、ここ弘前のそれとは「別種の寒さ」に驚いたものでした。
しかも、弘前と違って、各家庭での暖房ってのが、み〜んな「うすら寒い」んですよねー。
うん、そりゃ、もちろん外よりは暖かいんですが、やはり北国の「これでもかっ!」ちゅう暖房に慣れていた身としては、その頼りない温もりが、ミョーに寂しかったものです。

さて、トップ画像は遠く聳える八甲田連峰の山々でございます。
先日、この時期としては驚くほどの積雪量があった弘前周辺でも、そのときの雪はもうほとんど消え(あ、広いパーキングの雪を一カ所に集めて山にした郊外型スーパーなどでは、まだその雪の山が残ってますけど)田んぼなどもすべて「土」が見えています。
そうなると太陽熱の吸収がよくなるので地表温度があがり、遠くを眺めていると、ときに途中の大気が揺らいでいるのが「見える」ことがあります。
おそらく、そこって、渡りをする鳥たちが旋回しながら高度を稼いでゆく「上昇気流」の巨大な柱となっているのかもしれません。

ところで、いつもならとっくに目撃しててもよさそうな「群れをなして飛ぶ」白鳥、実はまだいちども見てませんねえ。
どうやらニュースなどでは、既に各地の湖沼や河川に彼らの飛来があったことを報じておりますから、たまたま偶然が重なっているだけなのかもしれませんが、やはりこの時期、やや「きちゃない」声で鳴き交わしながら編隊を組んで飛んでゆく白鳥を見ないことには、なんだか季節の「更新」がきちんとされないみたいでスッキリしませ〜ん。

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