Self wind up !

Gibson's new gimmick ?


07-12-04 TUE.





昨日はブルースセッションのとこで Gibson SG が登場しておりましたねえ。

その Gibson から「とんでも」なギターがっ!!
ギブソン・ロボットっちゅう限定生産モデルなんですが、一見、トーンのツマミにも見えるシルバーのヤツを引き上げ、左手は弦に触れないようにして、右手で全部の弦をストロークして鳴らすってえと、ありゃりゃ〜!気色ワルぅ!
ペグが「自分で」くるくる廻ってチューニングを合わしてくれるじゃあないの!
んなアホなっ!

そーなんですよ、なんとヘッドマシーンにいっこっつサーボモーターがついてて、各弦のピッチを検出し、「正しい」音高になるようにウィ〜ンと巻き上げ(あるいは緩め)てくれるっちゅうワケ。しかも、そのツマミを回すってえと、E オープンやら G オープンだって OK!!

しかしまあ、コイツの凄いとこは、ふつう技術屋さんが考えそうな、ブリッジ側での全自動電動チューニングなんかじゃなく、ヘッドの六つのペグに「いっこっつ」サーボモーターをつけちゃった!ってとこでしょう。
これだったらハイテク拒否症(?)のひとにでも判りやすいワケ。
まるで透明ニンゲンが代わりにチューニングしてくれてるみたいにペグが廻ってるのが「見える」んですから!

しかも、こんなこと言っちゃなんですが、これ、Fender じゃムリなんですよね。
ギブソン系の片側三個っつのヘッドマシーン故に一個っつの占有面積が大きくとれるけど、Fender の六個並んだあの配置じゃ、キュウクツ過ぎて、ケッキョクブリッジ側に設置するっきゃないよねえ。
上の画像で見ても一個づつのユニットのデカさが判るでしょ?
ですからブリッジ側でやるやつが出てたハズ。Fenderの場合⋯一度だけ新宿の楽器屋のポスターで「だけ」見たことあります。

さて、これさえあれば、毎回セッションじゃあ「よっぱ」のせいでチューニングがメタメタ & メロメロの「あの方」も「カンペキ」になるんでしょうか?
ええ、ええ、リロン上はそう!⋯なんですが(?)「よっぱ」のせいでカンジンの操作方法を思い出せなくなる可能性が? な〜んてね。がはは〜!

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