DEAN MARKLEY Flat Wound Bass Strings 2002-11-11 | 久しぶりにベース(一見、STEINBERGER だけど、よく見ると SPACEBERGERっていうなんちゃって「ヘッドレス」です。 ディフューズド・ブランドの「SpiritBERGER」ですらない!)の弦をとっかえました。 もうかなり張りっぱなしですからねえ、ハーモニックスがじぇんじぇん合わなくなっていたんですよ。 今回、用意したのは「DEAN MARKLEY」のフラット・ワウンド。 いっちゃん最初に「Greco(だと思った)」のカラー・ストリングのブラックってのを張った以外はぜ〜んぶフラット・ワウンドです。 あのトロっとした音が好きなんですよ(あ、もひとつ、ラウンド・ワウンドだと指先が痛いから、って言う、お決まりのチョー「軟弱」な理由もありますけどね)。 ゴリブリバリガリってベースがお好きな方には「問題外」なのでしょうが、どうもこの音が好きなんですねえ。 アンプのコントロールもマスターVol.をフル・アップに、ヘッドは3〜4、しかも入れるのは、アクテイヴ用のインプットです。 そして Low Boost かけて、トレブルは、これも3〜4で、あくまでも「ダンピングの利いた」重低音を目指します。と、詳しく書けば書くほど、世のベーシストの皆さんからは「なんじゃそりゃ」「理解できん!」などといった反応が返ってくるコトでございましょう。まあ、たしかにねえ、あっしの嗜好っちゃ、ちょとズレてるのはマチガイ無いですからね。 ドラムの場合もそうですが、そのパート専門でやって来てるヒト、ってのはフロントマンが「評価」しないプレーヤーに拘泥するケイコーがありますねえ。 いや、正直に言うと、こんなベースとはやりたくない、あるいは、こんなドラムはゴメンこうむりたい、なんてのが彼らの「アイドル」だったりすんですよ。 たとえば、理想のドラマーってコトで、バンドのドラマー以外が「いい」と認めるのと、ドラマーが「いい」と言うのは「必ず」違ってます。 ベースもそう。ベーシスト以外のメンバーが名前を挙げる有名ベーシストは、ベース自身はあまり興味を持ってない! かって「ドラムはバンドのかなめだ」と自分で言ってたヤツがいましたが、バンドはともかく、「曲」にとって大事なのは、まず「ヴォーカル」です。 それをサポートし、出来れば音楽的な魅力を上乗せして強力にバックアップすることが、バンドの「存在価値」です。 でも、「お言葉」じゃないけど、モテたくてギター始めたヤツ、目立ちたくてドラム始めたヤツなんてのは、そのヘン判っちゃないですから、全体の音なんてカンケーねえよ!てなもんで、「曲」が表現しようとしてる世界なんざブチ壊し。 ベースも(と、一概には言えないけど・・・ ってのは、ホントはギターなんだけど、ベース不在で「やらされて」る、なんてのも多いからでーす)時々、バリバリ弾くタイプのがいたりして、特にブルースのセッションなんかだと「ウルチャい」ですねえ。あのジャック・キャサディだってホット・ツナでベース弾くときはすげえクレバーなんだぜっ! ま、なんにしても、廻り見ないヤツはダメだよね。空気読めないヤツ。 ところで「SPACEBERGER」の弦交換しよ、って時に、4弦をヘッドで止めてるビスが床に落下!行方不明になっちまいやがった。とりあえず同じ6mm径のやや長めのビスで仮止めしといて、Do It Yourselfショップへ。 う〜む、あんな短いのって無いなあ。ま、仕方が無い、少しでも短いのを買ってこ。ってんでケッキョク8mmほど飛びだしたままです。その前のがもっと出てたから、まいっか。色もクロで目立たないしさ。 ラウンド・ワウンドだと、弦とっ換えると途端に音が大きく変わるんだけど、フラット・ワウンドだと、そんなでもないのねん。一応、音の伸びなんかはさすがに良くなってはいるんだけど、そんな「劇的」な変化じゃあありません。かえってナマってきてた前の弦のほーがダンピング(?)利いてて良かったよーな気もするぞ。(ウソだよ〜ん) |
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No.206