Skyhigh

2002-11-12
来月、友人の結婚式に出るために弘前に来るって言ってた雪乃さん、最初はお休みがとれなさそだから夜行バスで・・・ なんて予定だったのが、どーやらも少し休めたみたいで、往復とも羽田─青森空港の空路になったんだって。

それなら、(こっちは同じころトーキョー行きの予定だったんで)スレ違いじゃなく、2日ほどダブるんで、お蕎麦や、よっすぃ〜激賞「わらしべ(黒石市旭町、夕方5時から。日曜お休み)」のヤキトリ!とか是非ショーカイしたいなあ。東京に帰るころには体重が2〜3kg増えてたりして。

ま、ヒコーキのバヤイ、問題は天候だよね。とめごろおさんが一度、青森空港付近悪天候のため着陸不可能ってんで北海道に連れ帰られちゃったコトあったなあ。
あれ冬休み明けだっけ?だとすると1月か?
来月のアタマあたりはたぶんダイジョブだと思うんだけど。
そうそう、あれは正月だったけど、わたしゃあトウキョーから帰って来た時に吹雪による視界不良で、アキラメかけた時、一瞬、滑走路が見えた!ってんで間一髪で着陸出来た、って便に乗り合わせたコトありますぜ。
出迎えに来てくれてた友人も、ああ、こりゃダメだ、って見てたんだけど、ホンの一瞬、吹雪が途絶えた、と思ったら「ゴーイン」に着陸して来たんでビックリした!だって。

青森空港って、東北地方の中央を北上してきた奥羽山脈が、八幡平→十和田湖→八甲田と来て、そろそろ力尽きて、って辺りのちょっとした山の上にある、いわば巨大な航空母艦みたいなもんですから、都市のある平野部とは気象条件が違っています。
でも、この空港が一番「欠航」を多く出すのは冬じゃなくて6月ころなんですよ。
低い雲が垂れ込めて、って良く言うその「低い雲」の高度ってのが、ちょうど空港の標高らしくって。街じゃあ、たしかにどんよりしてるけど、って日に空港はもう乳白色の霧だか雲だかよー判らんけど視界が100m切ってますよ。
「有視界飛行」で着陸するっきゃないんで(ま、そのヘンの誘導設備の充実を陳情中らしーけど)、パイロットにしてみりゃ、「おいおいジョーダンじゃねえぜ。この雲の中に滑走路あるってのかい?どーやって降りろってんだい?」となるよそりゃ。
こんな山の上に作って良かったコト?そりゃ、なんたって「騒音」ですね。平野部に作ったら、いくら人口密度がスカスカの青森県だって、進入路の下に人家が無い、なんて事ぁないですからね。それが今の立地なら、かなり上空でアプローチですからこれはケッコーでございます。
たしか音圧って距離の2乗に反比例するんじゃなかったっけ?
昔、立川の街を歩いてて、街中にある米軍基地から離陸してく輸送機(レシプロ)の爆音に驚きましたが、低空飛行してる時の音ってスゴいですからねえ。その意味じゃあ良かったのかも。
いつの間にかソウル直行便なんてのまで就航してて、ローカル空港としちゃあウマくいってるほーみたいですよ。あとは料金が安くなってくれりゃ言うことは無いんですが。

夕刻、頭上から西にかけての空が次第に茜色に染まりかける頃、遥か上空、両翼端のスワールから発生するふた筋の飛行機雲を曳航し、北海道と羽田を結ぶ定期便が、多い時には相前後して6〜7機もが輝きを残して消えていきます。
地上には「闇」がさして来ても上空の機体はまだ夕陽を受けて輝いているあの時間。

最近、空、見上げてますか?
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