Junk food mania
GYU-DON fantasy or superstition
07-12-27 THU.
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ひところ、毎年の年の瀬から正月を、息子が成人したのを期に、円満離婚いたしましたかつての奥さんの住むお宅で過ごしていたものでした。 そのお宅ですが、最初は蛎殻町が、そしてそれが早稲田に移って二カ所、そこから向島で二カ所、そして横川と変遷があったのですが、自分がタバコをヤメたのを機に、次第に足が遠のき(なにせ、当時はタバコ好きがおったもので。いまはヤメたようですが)この弘前で正月を過ごすようになりました。
あのころはまだ元日當業なんて商習慣もなく、元旦の銀座など、広い通りの真ん中をマウンテンバイクで好きなように走れたものでしたが⋯
それが最近では、もうかなりの賑わいらしく(あ、昔だって、そりゃ神田明神やら浅草寺周辺は渋滞が起きるほどのクルマが犇いてはおりましたけどね)、とても道の中央を堂々と走れる、なんてとこも減ってしまったようです。
滞在中は、毎食、ちゃんと出していただきましたんで、栄養面ではそりゃかなりハイ・レヴェルだったものと思われます。 しかし、このジャンク・フード好き人間としちゃあ、それだけじゃさみしいんですよ⋯ で、ついにたまりかね、ある夜、用事があるから、てなロ実でタ食前に外出し、なんでだか喰いたくてガマンならなかった牛井を求めて業平の吉野家に駆けつけたものでした。 いやあ、そこの牛井、ウマかったですねえ⋯
やれ山形牛だ、いや宮崎牛だ、てなご驰走もいただいてはおったのですが、そう!味付け!それなんですわ。 あの「庶民的な(?)」味!牛井ってホントにウマいなあ!と実感したものでした⋯
やがて月日は流れ、この弘前の街にも牛井屋が出来て、スグ行ってみたのはこれまた当然ってものでしょ。 しかし⋯う〜ん⋯ あの業平で喰った牛井からすると、それは「似て非なる物」でこざいました⋯ いえ、マズい!ってんじゃありません。そう、期待してたものと「あまりに」違ってただけ。 うん、やはり吉野家じゃなきゃ、と思ってたら、おおお!ついに弘前にもオープン? もちろん、すぐにチェック!したんだけど⋯ん〜? と、かなり期待ハズレ。 一説では、店での回転率で味がどんどん良くなる、てなことも聞いたので、そのせいなんでしょか? いまは別なメニュー(ソースカツ井)でよく行きますが、牛井はいちお〜様子見(?)いたしております。
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