East end SOBA spot ?

For eccentric menu mania


08-02-03 SUN.





今日はかなり郊外にある 「福むら」で昼食といたしました。

なんか誰かが、ここって下町の「かふく」系のひとがやってるらしい、とか言ってたような記憶はあるんですが、ちゃんとは覚えてません。
つ〜のも、そのハナシを聞いた時は、そんな弘前市街の東のはずれの郊外にまで「そば」喰いに行くことなんて無えよ!と身を入れて聞いてなかったせいざんす。
それがまあ、ホーマックまで来た帰り、ちょい裏通りを抜けてってみるか⋯思ってデタラメに住宅地に入ってったら「福むら」って看板を見て、かすかになりかけてた記憶がよみがえり「あ、前に誰かが言ってた郊外のそば屋ってのこれだな?」と入ってみたんですよ。
その最初の時には、まあとりあえず、と「ざる」 を食べたんですわ。
そうねえ、マズいってんじゃないのですが、ソバの太さ、つゆのありようなど、ワタクシの理想とする方向とはかなり隔たっておりましたっけ。

それからまたしばらくして、近くまで行ったついでに、と「ぶっかけ」ってのを試しております。
したら納豆が入ってますがよろしいですか?尋かれましたよ。
まあワタクシもこうゆう「なんかどっか変な」お店ですからちょっとくらいのことじゃ驚かないぜ、となってましたから「いいですよ」とオーダー。
したらなんと!「ドたっぷりのミョウガ」が!
まあ、そのおかげで納豆の臭みはかなり抑えられてはおりましたが、 逆にそのミョウガの量が半端ではないもので、 ミョウガ好きならいざ知らず、 そうでもないひとからしたら、これならまだ納豆臭いほうがいいわい!なんて言われそうな仕上がりでしたねえ。

やはり 「ぶっかけ」 というと、 草乃庄のそれが出色のデキでございますから、似た系列の「會そば」やら、ここの 「ぶっかけ」などは、 相当ガンパらないと、 っちゅう気はいたします⋯
てな経緯があった上の本日ですから、 「ざる」 も 「ぶっかけ」 も、 もうタクサンでございますよ。
なのでやや「ありがち(?)なセン」として、 「とろろ」 を選択いたしました。 そしたら 「冷たいソバですがいいですか?」 だって。
あらら、 「つけとろ」 なのね? うん、まあ、それもいっか、 と注文いたしましょ。

出てきたのを見たら、ほっほ〜、ソバの量はケッコーありますね。
ただし、すりおろされた長芋の量に比べるとツユがちょっと少な過ぎるぜ!そこらバランス感覚おかしいだろ!
うん、やっぱり睨んだ通り、このお店の感覚って「なんか変!」⋯
ま、 イモ好きにはいいかも?

個人的な好みからだと、 このツユが負けてる長芋の量に見合うよに、ソバ自体がもう少し細いとイケそうな気がする。でなきゃツユ、ケチるな!
この太さで行くんなら、つゆをもっと濃くするか量を増やしてほしいところ。
ソバを食べ尽くし、 残った長芋にそば湯をさしても、もはやツユの醤油ッ気はソバに持ってかれたあとらしく、まるっきり 「そばつゆ」 っぽい味がいないじゃん!
ま、 かろうじて少しばかりの塩分が残ってはいましたが⋯

でも、ここでいいのは、店内が 「ちゃんと」 禁煙になっていること!
そして交通量の多い通りではなく、 「知ってるひとしか来ない」 よなとこにあるので 「べらぼうに混んだりしないこと(あ、 お店の方は 「べらぼうに混んでほしい」 思うてるかもしれませんけど)。

ワタクシの場合ですと、ここに食べに行こう!って最初からその気で出てくることはまず無いですが、 仕事の都合なんかでこの近くまで来てて、ここらでなんか喰うか?ってときには、 「ここもあるな⋯」 って程度の存在ね。

でもマウンテン・バイクやレーサーじゃなく、クルマで来てたんなら、ここで食べることは無さそ。

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