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Blues is not Rock !


08-02-11 MON.




昨夜はまたブルース・セッションでした。

月曜とはいえ、祝日ですからねえ。はるか青森県の東部、上北⋯あ、北を上にして描く地図の画法から言えば、上北と下北ゆったら「より、北にあるほう」が上北となるのでしょうが、ここは中央政府の所在地に近い方を「かみ=上」と称するヤツでして、みなさまご存知のマサカリ形の半島は下北半島、その付け根あたりが上北なのでございますよ。そうゆう上下関係(?)は鉄道の路線にも残ってますよね。ノボリの特別快速は三番線です⋯てなふうに!
てなことはともかく、その上北からセッションに参加してくださったかたもおられましたよ。

ワタクシは Parker P-44 を持ってったんですが、なんでか VOX のアンプが調子よく(?)って、いつもよりいい音がしておりましたねえ。
あ、もしかすっと久しぶりに連れ出した「先代の」パンドラをヘッド・アンプ兼リヴァーブ・ユニットとして持参してましたから、それ経由でパンドラへ、ってのが「なんか」良かったのかもしれません。
ゼッタイそうだ!そうに違いない!な〜んて言い張るものではありませんが、いつもと「ちゃう」点としちゃそれ以外、思いつかないもんで!
あ、いい音してた、ちゅうのはステージ上で耳元で鳴ってた VOX の音がね、ってイミで、それをマイクで拾って場内 P.A. で流してる音は「かな〜り」ちゃう音だと思うけど⋯
だいたいのライヴハウスって、プレイヤーの好きな音なんてカンケ〜なく、ロック系で手慣れた「こんな音がいいんじゃねえか?」つうのを勝手にセットしくさってますからねえ。
だから客席にセットしたヴィデオ・カメラの映像とセットになった場内音を聴くととても自分のギターとは思えないトーンにされちゃってるんだよな。プロデューサー気取りかよ!

やっぱハウス PA になんか依存しない「オーディオ・クオリティの」澄んだ音もとうぜん出せるよなギター・アンプ、自作するっきゃ無いんだろな。
そしたらその「出音(でおと、ね)」のみでその場に行き渡る(?)音量で、かつ自分が完全にコントロールしたトーンで演奏できますから。

だいたいねえ、ロック系のライヴをメインとした音響設計のライヴハウスでブルースやること自体がマチガっとるよ。もっと小さなスケールで、その場にいるひとに充分聴こえたらいい、ってな音量、つまりドキュメンタリーで見たアメリア南部の田舎町、トタン張りの小屋みたいなとこでシンプルな構成で近所のおっさんおばはんを踊らせてるジューク・ジョイントね。ああゆうスケール感なんだよな。やりたいのは!
となるとそうゆうのとはちょい矛盾してるようだけどドラムが音量を上げる「元凶」なんだから、そこをカンペキにデジタル化しちゃう!ドラムさえ音量コントロールできたら「すべて」ラクになるぜ。

うん、いいの。自意識過剰な自称ドラマーなんぞより、「ドラムも叩けるよ」てなプレイヤーのほうが「ちゃんとした」ブルースが出来るからさ。

あ、昨日のセッションね⋯そうそう、終わった後は恒例のベーサーMによるラーメン情報が楽しいんだよな。かれのが教えてくれた板柳の栄楽飯店!そこの五目中華がなかなか良さそうですねえ。焼きそばも良さそうだし、こりゃタンケンしてこなくっちゃ!

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