Over and under

Permutations and combinations


08-02-23 SAT.





「体にイイ・悪い」ってのと「美味しい・不味い」の間には相関性はありません。

美味しいしカラダにもイイものだってあるし、美味しいけどカラダにはちょっと⋯てのもあれば体にゃイイんだけどマズいんだよな、はたまたマズいしカラダにもよくない!てなものもあるわけで、やはりいわゆる順列組み合わせっちゅうのが存在いたします。

ところが、カラダにイイんだから味どうこうなんて些細なこと!なんぞとぬかすバカや、美味しいんだからカラダにちょっと良くないくらいなんだ!てなアホが出没する頻度が高いんですねえ。
その中間二種(?)にあっては強引な牽強付会がはびこっておる、と⋯

まあ、どっちも困ったもんだ、とは言えるんですが、ワタクシの個人的な体験から言うと、カラダにイイんだから味なんてガタガタ言うな!っちゅう人種とは「いっちゃん」仲良くなれない⋯いえ!仲良くなんかなりたくない、っちゅう感じはいたしましたですねえ。
逆に、そりゃ〜カラダにはよくないって判ってるけどヤメられねえんだな、これが!っちゅうヤツってのはどっか憎めないんですわ。

ワタクシの好きなものっての羅列してったら「そんなもんばっか食べてて、いまだに死んでないのがフシギ」くらい言われそうだけど「オレはカラダにイイもんしか喰わない!」てなプライドでココロ腐らせてるアンタより、かな〜りニンゲンならでは、の「食の楽しみ」を享受してる、思うよ。
どんなにカラダにイイ言われてるもんでもそれっばっか食べてたらカラダはイカレちゃうんだよな。
でもそうゆうヒトたちってその前にもうココロがイカレてるから「おいしい」より「カラダにイイ」が大事!思い込んでるんでしょ。
美味しいっ!っていう喜びに背を向けるってのはニンゲンの特質の重要な部分を放擲することだぞ。

こんなこと言っちゃナンだけど、これまでワタクシが出会った「味より健康」派のかたがたって、みんな味覚音痴で料理下手、いや下手ってゆうより「そんな才能がまったく備わっていない」ひとばっかだったなあ。なんかねえ、その、ワタシには美味しいものなんて作れない!っちゅうコンプレックスが「味覚なんかにダマされちゃいけない!大事なのは健康だ!」っちゅう邪教に汚染されるトリガーになってるのかもしれない。材料さえよければ味付けなんかで誤魔化さなくたっていいんだ!っちゅう⋯

これ、あんまり美味しくない、なんて正直にゆうと「大事なのはカラダにいいかどうかなの!」なんてキレられちゃうんだよな。単に料理の才能が無いってことを認めたくないだけのことなのにさ。
どうもニンゲン、自分にゃ出来ないことってのを過小評価して逃げ切ろうとするよね〜。

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