Someone evade responsibility !

How irresponsible


08-02-25 MON.





城東の先、国道 7 号線バイパスを超えた(って実際には「くぐった」なんですけどね)とこの裏手にトップ画像の橋があります。
橋そのものは、どうやらリッパな融雪装置が仕込まれているらしく、ご覧のとおり、「さ、どうぞお通りください」てな感じできれいに雪が消えておるのですが、なんとしたこと!そこを通らせないよ、と言わんばかりのこの障害物!
まっこと本末転倒とはこのことですね。
せっかく作った橋を、まるで「通せんぼ」するかのような意地悪な工作物⋯
だいたいですねえ、これだけ幅もある橋を、「自転車はおして」だと?もう小役人の考えそうなことだよなー。
もし万一、歩行者と自転車が接触して事故でも起きたときに「ちゃんと、このように警告してたのだから、この橋を管理している市(あるいは県か?はたまた国?)にはセキニンありませんからね」って「逃げられるように、ってそれだけじゃないの。
この橋の前後を塞いで「歩行者にとっては」障害にしかなってない、このストッパーを、こんな姑息な(そう「姑息な」ってのはこうゆう使い方をするんだぜ!)ことに使わず、橋の上流側を自転車用、下流側を歩行者用のゾーンって区切るために使えばそれで済むものを、責任逃れしかアタマに無いから、こんな馬鹿げた橋になっちゃうんだよね。

もちろん、歩行者にとっての自転車ってのはときとして危険な存在であることは確かです。
歩道を暴走したり、あと、都内の歩道を歩いているとやたらと遭遇する、後ろからベルを鳴らして歩行者に「どけ!」と言ってる「じじぃ」と「おばはん」の乗った自転車。
どうやら、それも今後は取り締まり対象になる、てな話もありますが、そうするのが「当たり前だ」と思ってる連中にそういう通達が浸透するもんでしょか?
一方、自転車の側から見ると、じゃ、歩道を降りて車道を走れ、ってのかい? っちゅうことになります。
そう。いきなり生命そのものが脅威にさらされるような「戦場」に身ひとつで出て行け、と言われてるよなものです。
歩行者に対する自転車、自転車に対するクルマ、どちらも、一部の「判ってるひと」を除けば単なる邪魔者くらいにしか思ってないみたいなとこがあって、そんな「考えの足りない」あるいは「想像力の欠如した」ヤツらが、自分より弱者に対して、故意であろうがなかろうが「虐待してる」という構図がすっかり定着してしまっています。
そのへんを、きちんと通行帯区分などの方法で解決しよう、という「まっとうな」ヴィジョンが無ければ、「自転車はおして通りましょう」なんて無責任な「逃げ」をうつことになっちゃうんだよね〜。

だったらさあ、ここは自転車も通りますから、クルマのかたはエンジンをとめ、降りて押して抜けてください、なんてやってほしいもんだね。えっ? 出来るかい?

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