Heavenly shade...

Sky of after the sunset


08-03-06 THU.





夕食のあと、滅多にないことなんですが、急な用事が出来てクルマで黒石まで往復することになりました。
こんな季節の夕暮れに、ってのずいぶん久しぶりで、いつも明るいときに通っている同じ道路が、かなり違った感じに見えてオモシロかったですよ。

でも、これが真冬だと、夕暮れどきって空がヘンに明るくて地上の諸々(特に積雪で路面も白くなってしまっている道路の凹凸や「どこまでが道路か?」っていう感覚など)が良く見えなくなって疲れるんですが、ここんとこの暖気のおかげ(?)で、途中の道はすべてアスファルトが露出してましたから、路傍の雪の白とはハッキリ区別できて、妙に(?)走りやすい!

トップ画像は、用事を済ませて浅瀬石川(あせいしがわ)沿いの道(たしかこのあたりは千年とかって地名じゃなかったっけ?)を走ってたら、対岸の前方、雲に穴が開き、微妙な光が洩れていたのを、駐めても追突されないよな路側帯を見つけたので「ちょっと」停車して撮影したものです。
ま、三脚でもあれば、もっといい画質でじっくり撮影できたんですが、普段、三脚なんて積んでませんからねえ...

その先の旧国道(今は県道 268 )の千年橋で浅瀬石川の対岸に渡り、追子野木の分岐で曲がらずにそのまま旧国道を使って、マイ・ペースで帰ってまいりました。
そりゃ分岐で左折して国道 102 号線バイパスに入って弘前に向かえば早いことは早いんですが、区間によっちゃ片側三車線で、ときとしてバトル(?)を繰り広げている「飛ばし屋」のみなさまとは「ご一緒したくない」もので、適度な屈曲もあって変化のあるルートが続く旧道を選んだのですよ。

そのルートで弘前に接近するにつれ、さらに雲が切れて、全体の光量はかなり少ないのではありますが、なんともスケールの大きな雲の「空中の幻の大陸」が出現しております。
ま、どっちみち三脚が無いので撮影は出来なかったとはいえ、気軽にクルマを駐めておけるスペースがあったら、その空のゆるやかな変化をゆ〜っくりと眺めていたかったですね。

市内に入ったころには、すでに天空は溶暗し、本来ならば青空だった部分だけが僅かに青みを帯びて識別できるだけになっていました。

こんなふうに遷移してゆく夕景を、ただひたすら「ぼ〜〜〜〜」っと眺めてる、なんて贅沢もタマにはしてみたいものでこざいます。

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