Rise and Fall of SONY

Technology without innovation


08-03-11 TUE.





ついに(?) Sony Ericsson が NTT ドコモに見切りをつけたんでしょか?
まあ、逆に NTT ドコモが SONY に「キミ、もういいから」ゆったのかもよ???
今後、NTT ドコモから発売される同社の携帯は、他メーカーからの OEM にしちゃうってことらしいですねえ。
どうも、今後はますます「機種変更」の需要も「減る」と見込んでの戦略転換なんでしょうが、サンヨーや三菱みたく「撤退」するメーカーもありますから、携帯電話の「これから」は確実に変化して行きそうです。

もっともワタクシお気に入りだった SO505i や、それが壊れちゃってやむなく変えた SO506iC 系までは、いかにも Sony Ericsson って感じでなかなか良かったんですが、それ以降のフリップ・トップ・スタイル (いわゆる折りたたみ、ってヤツね)じゃ、ソニーらしさ(?)ってのがあんまり感じられず、なんで同じ会社が作ってるのに au 用みたいな特色のあるモデルに出来ないのか、ちょっと不満でしたけど。

だいたい、携帯がまだアナログだった時代に、最初は(おそらく国産の)なんともとらえどころのないつまらないデザインの携帯に始まり(都会ならいざ知らず、こんな「地方都市」では当然のようにNTT DoCoMo「しか」選べず、それがいまだに続いてるワケで⋯)それがフィンランド製の NOKIA に出会って、ようやく「愛着の持てるデザイン」を手にすることができました。
ただ、こ存知のように、そのノキアも NTT DoCoMo からは離れていってしまう⋯

そこで、ノキアほどのプレゼンスは無いけれど「許せる(?)」デザインということで、まずはソニーのフリップ・トップ(なかなかシンプルでいいデザインでした)に変わり、そしてるうちに登場したのがあの衝撃の(?) SO505i でした。
たしかに角張っててごっついけど、存在感ありましたねえ。
で、ワルいけど、それ以降のソニー・エリクソンには、それに匹敵するほどのデザインは(あくまでドコモ向け端末では、ってことだけど)「無い!」
ワンセグのために「画面のきれいさ」とかに主軸は移ってるんでしょうねえ。まあ仕方ないですけど。
そんな状態ですから、ま、ドコモには他社からの供給品を充てる、なんて聞いても、「いいんじゃねえの」てな感じかな?

だって、最近の携帯って(特にドコモの、か?)どれ見てもたいして代わり映えしない、ロゴ付け替えたらそれでも通用しちゃいそうなんばっかなんだもの。
基盤とか「まんま」流用して、でも製品のデザイン(あ、カラーリングや表面処理ちゃうよ!フォルムを含む全体のコンセプトね!)がまるで違う、っちゅうモデルも作ればいいのに。
ネが「変なもん好き」のワタクシですから、そうゆう「他とはぜんぜんちゃう!」ってのが欲しいと思っても、いまのとこ「変わってる」ってだけのはあっても、デザインがいい、なんて意味じゃなかったりするのが、まっことザンネンでこざいます。

permalink No.2150

Search Form