What is the trigger ?

Spring is nearly here


08-03-19 WED





郊外では剪定された小枝を燃やした煙がリンゴ園をうっすらと霞ませて、これは早春の風物詩⋯

少し暖かい日が続いたけど、植物たちが一斉に芽吹く、というところまでは行っておらず、やはりこれは、もいちどくらいグ〜〜〜ンと冷え込むぞ!と息をひそめているのかもしれません。
案外、自然界ではそんな「本能(?)による長期予想」が支配的なのかも。
積雪を予想して、その高さに合わせて卵を産みつける虫、なんてのも聞いたことがありますし、そこら、その的中率がどのくらいなもんなのか誰か調べてないんでしょか?

ニンゲンはつい目先の、つうか肌で感じる寒暖の差、とゆう同じ一日でも十度どころかもっと上下する気温に支配されやすくって「あ、春だ!」とか「げ、冬に戻った⋯」ゆうて一喜一憂しちゃいますが、植物たちの温度感覚ってのは地中温度や地表の温度、さらには日照の強度や時間てなとっから「よし!も〜大丈夫!これはホントの春だ!」なんてダマされずに決断してるのかもな。

そう言えばソメイヨシノの開花時期についても、なんだか平均気温の推移から予想できる!とか、いや地表温度だ、とかはたまた根の深さあたりの地中温度で決まる!なんぞとイロイロあるみたいですねえ。
そういえば某気象関係のサイトでは当初の予定より開花が遅れたのは昨年 11 月が平年値より気温が「高かったため」休眠打破の時期が概ね数日程度遅れた、なんて書いてましたねえ。
そうそう、学研のサイトでは「桜は寒さで目覚めて、暖かさで咲く」ゆうてますよ。
上の「休眠打破」ですが、秋の気温降下時期に桜の芽は休眠に入るけど冬の寒さが温度ショックとなって休眠から脱出し花芽の成長が始まる、ちゅうんですよ。その「寒さの温度ショック」がなかなか来ないと桜の開花が遅れる、っちゅう説みたいですねえ。

そう。そこでは地中温度どうこうってのはまったく出てきてません。さすが気象関係のサイトではみなさん大気の気温が鍵である!っちゅうご意見のようでございます。

ただし、植物の専門家からは「桜は樹一本が集中的な思考・判断のもとに開花時期を決めているのではなく、根や花芽・葉芽それぞれに反応しているので、気温が決める、あるいは地中温度による、とゆう安易な判断は出来ない」とのことでございました⋯

てなことはともかく、どうもここらへんじゃ生命が萌え出る「春」ってのには、まだちょっと間があるみたい・・・

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