Unknown customers

Over management spoil the satisfaction


08-03-21 FRI.





とあるクライアントに導入を手伝った顧客管理ソフトがトラブって朝からバタバタしてましたが、結局なんつーことない、データ・ファイルの入力ミスと判り一件落着でした。

まあ、こんなこと言っちゃいけないんでしょうけど、そうゆう市販ソフトは「それなりに」完成度は高いですから、トラブった!なんてとき真っ先に疑わなくちゃいけないのは、それを使ってるクライアントの担当者の誤解による「操作ミス」ってことがほとんどなんですよね。
もっちろん「ごく稀」には、そのソフト自体のプログラムにバグがあったりもしますけど、こんだけ国内で流通してるソフトで「いまだ未発見だったバグが」残ってたちゅうのは奇跡に近いですから!

現場で、その前後のフローを確認してったらようやく原因が判明いたしました。
一件のデータを入力する際に顧客のデータを二重に入力していたために「ありえない」として進行がストップしていたのでした。そうなった原因は現場のかたに考えていただくしかありませんが、とりあえずフローをリセットする手順を探し、少し判りづらい隘路の先でリセット範囲を選び「やり直す」ことで解決いたしました。

が⋯
ホントのことゆうと、ワタクシ個人的には顧客管理ソフトなんてのはソフトウェアのメーカーに乗せられてるだけじゃないか?なんて思ってるんですけどね。
だって、いちど来ていただいたタイセツなお客様にどんどん DM を出しましょう!なんてソフト、一見、使えそうに思うでしょうが、でもホントに必要なのは、そのクライアントの直営店にはまだいちども来たことのない「圧倒的多数」のお客様候補(?)のみなさまに、どうしたら興味を持っていただけるか?でしょ。
そうじゃなく、いちど試しに買ってみただけってお客様とこにしょっちゅう DM が来たら、逆効果ちゅうか、ウルサがられて、二度と行かない!なんて思われるケースだってあるのに⋯

一見、一度でも来てくださったお客様は、良いご縁だ、と認識して大事にいたしましょう!てな風に見えるでしょうけど、あちこちのブティックで店員さんがパソコン開いて見入ってるの、あれ顧客リストを見て、お買い上げいただいた商品から類推して、どうゆう製品をおすすめするのがいいか必死で考えてるんですよ(なんちて、YOUTUBE 見てるだけ、てなかたもおられるみたいですけどね)。

なにしろ「一度は当店に来ていただけた大切な顧客」っちゅうアタマがあるから、さらにこんなのも買ってもらえるかも?と思いたいキモチは判ります。
でも、狙いすましたかのように毎回 DM が来たら(喜ぶかただっていない!とは言い切れませんけど)大抵はだんだんウザい!思うようになるんじゃない?

ほんとに必要なのは過去の顧客管理より、その何万倍もいるまだ来店されたことのない未知の顧客の開拓です!!
お得意さまを大事にしよう!なんてのは放っといても客が押しかけるよになった店で、そもそもこの方が来てくださったから今のこの繁盛があるのだ!ちゅう意識を持って「大切にすべきなのはどなたか?」を弁えることこそがホントの顧客管理だ、思いますけどね。

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