Why so black ?

Tale of Black MOSES graphite neck


08-03-25 TUE.





日中はずいぶん気温が上がって、レーサーで街なかをトバしてるとアセで背中が、てな陽気です。
そう、まるで「春」⋯

でも明日からは天気も崩れ、気温だっていっペんに六度くらい下がりそうですよ。
ここんとこいい天気の日が多かったもんで、けっこう走れましたが、すこし自転車はお休みってことになりそう⋯

となると、週末のセッションに備えて Black MOSES のチューンでもしましょかね。
ま、チューンっつうよりは「メンテ」と言うほうが当たってるか?
どうもヴォリュームをいじるとガリ音が出て来るようになってるんですよね一。
前からもう交換用のパーツはキープしてあるんですが、なんだかオリジナルのパーツがまた減る、ってのがどうも⋯

トグル・スイッチはとっくに換えちゃってるし、ピックガードも自作だし、ブリッジ・プレートだってサード・パーティの独立タイプ、セイモア・ダンカンのハムバッキングに最大の換装パーツであるグラファイト・ネックの MOSES⋯
うん、逆に、Fender オリジナルのパーツを挙げるほうが早いかも。

もちろん最大のブツはボディ自体でしょ。これだけはFender のまま!
で、ボディ裏の弦を止めるハトメみたいの六個がオリジナルで、他にネックをボルト止めしてるプレートとそのプラスティック・シートみたいの、アウトプット・ジャックを支えるメタルカップとストラップ・ビン⋯それで Fender 純正のオリジナル・パーツはオシマイ!!
重量比でも体積比でも、また価格に占める割合でも(あ、これがいっちゃんヒドいと思いますけどね)もはやFender 度数は「風前の灯」ざます⋯
おかげさまで(?)その音のほうも、どこが Fender じゃあ!なキャラクターですよね。

最近、滅多に登場しなくなったトランク・タイプのエフェクター・ボード(ううう、ブルースマンに「あるまじき」装備!)、あれに組んだ真空管式のオーヴァードライヴなんて、このギターのセイモア・ダンカンとの相性が最高なんですよ。
Red Hot はむしろディジタル系と合うんですが。
ただねえ、この(通称)Black MOSES、アームが無いってのが唯一、ストレスになるケースもあるかな?

スロー・ブルースなんかでサイドを切ってるときなんて「和音」のストロークを「摇らす」なんて使い方をするの大好きなんですが、このグラファイト・ネックじゃ結合部に「弾性」ってのがあまりありませんから、ボディとネックをチカラまかせに撓ませようとすると、たぶん結合部で破損しそう⋯

うん、将来はルーターも買って、ストラト用のブリッジが使えるアナを掘るしかないかも⋯
つ〜か、そうまでしてテレキャスター「型」にこだわる必要ってあるの?言われると「う〜ん⋯」
まあ、あえて言えば MOSES のネックがテレキャスター専用のデザイン(ヘッド・シェイプがね)なもんで、ストラトなんかに転用したくない、ってのが大きいかな。
御茶ノ水を徘徊しててタマタマ遭遇した安売りしてたグラファイト・ネックが「それしか」無かったもんで⋯あ、でもストラトにはメイプルネックでなきゃ!ちゅう変な思い入れがあるから「それ用」だったら買ってないんだよね。たまたまテレキャスターの純正ネックが、フレットにかなりガタがきてて換えネックを探してた、っちゅう背景でしたし!

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