Synthesizer & Blues

2002-11-22
ずっと使ってたスティール・パイプ製の椅子が、長年の使用による金属疲労からか、屈曲部に亀裂が入りダメになっちゃいました。もはや使いモノにならないので分解し、粗大ゴミの日に出しましょ。ってんで分解してたら、椅子の下から、だいぶ前につっこんで、そのまま忘れてたノートが出てきたじゃないの。およよ懐かしい(って半年ぶりくらいですが)。
中を見たら、最近あんまし演らなくなった曲のコード進行譜とかがあって、ついつい見入っちゃいましたねえ。
キャロル・キングのナンバーかあ・・・
I Feel the Earth Move は C#m なんてキーで、ギョっとしたけど、なあに、キー・トランスポーズのついたカシオ KT-530 にとっちゃあへっちゃらさっ!(さよう。この一連のキャロル・キングの曲では、キーボードで参加なのねん)
他にも"Natural woman"や、"It's too late"なんかもやってたんですが、もーだいぶ忘れかけてるかも。こないだのセッションで、"Natural woman"やったんだけど、必死で霞のかかった記憶から「なんとか」思い出しつつ弾いてましたよ。あぶねえあぶねえ。

あっ!"I'd rather go blind"もある!
そっかあ、この曲は結局モノになんなかったんだよな。Aと Bmだけ、っつうすげえシンプルな構成で、割とカンタンそうだったんだけど。五線譜にサックスのリフまで書き込んであるよ。ホンモノじゃなく、ギター・シンセで弾くつもりだったんでげす。
それから"I saw a little prayer"。
コード取って、しかもこの曲に必要って理屈で(?)Fender のちびガット買った、ってえ思い出の曲でございます。でもこの曲は女性コーラス(!)がバックに必要だったんで(しかもガット・ギターに絡むピアノも必要なんだけど、カラダひとつでガットとピアノの両方は弾けないし・・・)やっぱりムリでしたね。ザンネン!
それから、Bonnie Rayttのナンバー、"Nothing seems to matter"、"Stayed too long at the fair"、"Guilty"、"Love has no pride"などなど・・・

Nothing seems to matter はアコギ一本でバックをつけるもので、これも途中のソロ(オリジナルではサックス)をギター・シンセで「フルート」音で演りたかったんですが、これもカラダひとつじゃムリなんで、ソロ部分をしょーりゃくしたカタチでしか出来なかったのが悔やまれます(それにしてもコード進行の複雑なコト!クレイジーでございます)。
"Guilty"はとめごろおさんとアコ二本でやるアレンジでそこそこ完成してました。
他にもこの曲を歌うひとがいますが、その時にはピアノで参加でございます。残り2曲は、板どんが、知ってる女性に歌わせてみたい、って言ってましたが、まだプロジェクト(?)はスタートしてないみたい。
このノートを見ると、とめごろおさんの歌う(ロスコー・ゴードンの)"No more doggin'"、そしてマチャオが歌った(アルバート・コリンズの)"If you love me like you say"なんかじゃギター・シンセを使って派手な「ブラス」を入れるアレンジが譜面として残っています。
もともと譜面なんて読めないし、書くんだって出来なかったんですが、いしがきじまちゃんとか、一時セッションに来てくれてたフジワラ君とかに指示するため(だったと思う。たぶん?)になんとか書いてたんでしょね。窮すれば通ず、とかってコトバがあったよーな気がすんなあ。それですよ、それ。

ケッキョク、なんでギター・シンセ手離したか?ってえと、それって、他のパートがみんな揃ってて、って時に初めて出番があるんですが、その「前提」が満たされるコトなんて滅多ないのですじゃ。だから、せっかく用意してっても、ギターが足りなかったり、ベーシストが居なかったり、ドラムやったり、ってのばっかですからね。
いつも参加希望者がタップリいて、ギターなんて余ってるよん、なんてジョータイだったらギター・シンセも活きてくるんですがねえ・・・
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