BUENA VISTA QUEST CLUB blog

Rise & fall of VQ1005


08-04-01 TUE.





実はこの日、例のかなりイカレた超小型カメラ、VISTAQUEST VQ1005 で撮影した画像「だけ」をアップしてく「それ専用の」ブログとしてエキサイトに開設したブログの紹介をしていたんですよね⋯

当初、同じカメラを使ってたかたと共同で管理するカタチでスタートしたのですが、始めてみたら、そこには「同じカメラを使っている」とゆう「ことしか」共通性のない、まるで方向性の違った画像が併置されてしまい、それぞれが他方の足を引っ張る、てなそれ自体で矛盾するような存在となってしまったのですよ。
一方はカメラがなんであろうと、その描写性がどんなんであろうと自分の描き出したい世界はこうだ!とゆう方向性を崩さず、他方はまさにこのカメラならでは、とゆう偶然に頼った描写の個性を最優先する⋯
つまりはカメラの個性よりも自分の映像世界の個性を優先するタイプと、まさにカメラの個性こそが最大のテーマである、とゆうタイプの「埋め難いギャップ」⋯

ある意味、それだけこの VISTAQUEST VQ1005 とゆうツールは極めて個性的な存在である、とゆうことなんでしょうけれど、その「あまりに乖離した世界」を並存させることはそれぞれの「良さ」を相殺してしまうのでは?とゆう「行き止まり」にぶち当たってしまうんですよね。
とゆうことで、みなさまも想像したであろう結果として、やむなくそのブログは「完全に」閉鎖され、その役割(⋯がなんんだったのか?さえわからなくなってしまってましたけどね)を終えたのでございます。
ええ、いまでも「ひとつの悪い夢にうなされてただけだ」って気もいたします。

たとえば画家の世界で言えば、普通は自分なりに慣れ親しんだツールで絵を描くんですよね。
それが、これでも描けるんじゃないか?ちゅうことで高野豆腐に顔料を染み込ませて描いてみたら「そこそこイケる」となった⋯だが高野豆腐をメインとして推してくのか?でも問題は絵の出来ではないのか?ちゅう「どっちが大事なのか?」ゆうことと一緒なんだよね。
VISTAQUEST でなければ撮れない画像ってのは、カメラがトラブった、あるいはなにかしら処理できなくなってトチ狂ったときに偶然できちゃった変な画像ってのがそれなんですよ。
でもそれって「撮ったニンゲンの作品」と言えるのか?っちゅうモンダイ。
もっちろん全部カメラの「手柄」じゃありません。でもそんなもの撮るつもりじゃなかったカメラマンにしてみたらワタシの作品です!とムネ張って言えるのか?ってことなんだよね。

一方じゃ teatimelogic のアプリ ROUNDXRUSSIA や同じく HEAVEN があれば自分でイカレ度をコントロールしつつ、出来としちゃ「 VISTAQUEST 以上の」トんでる画像が作れる、ってことに気づいてしまうと、せっかくの「面白トイデジ」も「うたかたの夢」だったことがバレてしまう⋯

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