Price is not the prize

How about a mess


08-04-06 SUN.





今日は秋田県の小坂まで行ってきました。

そして、以前にも何度か入ったことがある青銅館とかゆうレストランで昼食を、と思って入ろうとしたら、その入り口の横におススメのメニューが書かれた看板があったので何気なく見たら⋯
えっ?いっ、稲庭うどんが九百円? きゆっ、きゅうひゃくえんてきみぃ!

確か以前はそんな高くはなかったような気がするんだけど!
まあ、たしかにでっかい「塗り」のお椀みたいな容器はヘタな丼よりたっぶりと汁をはる必要はありそうですが、それにしても、そのお値段はちよっとナットクいかんぞ。
もしかすると、サラダ・バーやらコーヒーも飲み放題、てなエクストラがついての「そのお値段」なのかもしれませんが、ん〜、どうなんでしょね?

ワタシ?うん、なんだかシラケちゃって、すっかり食べる気を無くしちゃいましたよ。
なんだかねえ、ものにはそれぞれある程度の「当たり前な」価格帯ってものがあると思うんですよ。
たとえば以前、一枚三千円ってえ「もりそば」を紹介されたことがありました。
それ、紹介してくれたひとは「三千円もナットクできる!」と、さかんに言っておられましたが、でもそれって、そのひとの価値観では、でしょ?

確かに吟味された材料を「熱を与えないように」丁寧に挽き、合わせる水だって名水しか使わず、茹でるんだってシメるんだって、それぞれ「これぞ」という水を用意し、なんてやってたら、そりゃいくらでも「原価」はアップしてきます。ただ、それが必ず味に反映するもんでしょか?

反映したとしても、それが客ひとりひとりの求めるものが違ってたらどうなります?

なかには、うん!三千円の価値はある!ってひともいるでしょう。
でも、そんな(!)とこにカネ使う前に「つゆ」の味をなんとかしろよ!なんて思うひとだっているハズ。
高きゃ高いほど「三千円も取って、なんだよ、この味は!」っていう非難も覚悟しなきゃいけません。

ま、高いんだからウマいに決まってる!なんていう純真(おマヌケ、とも言う?)なお客さんぱっかりだったらいいんですが⋯

permalink No.2176

Search Form