Design contradicts

Messin' with Looks & Sounds


08-04-15 TUE.





まあなんちゅうか、ちょとアートがかった「ご趣味」なんでしょうけど、ときどきいますよね、レコード・ジャケットのデザインを語るヒト。

クリード・テイラーあたりのプロデュースしたアントニオ・カルロス・ジョビンの WAVE なんてジャケットそのまま壁に貼っておきたいよなファイン・ワークって感じがいたしますねえ。
で⋯そゆ意味で見ると、ブルースのアルバムのジャケット・デザインっての、「ぜんぶダメェ〜!」とまでは言いませんが、デザインを語る素材としてはちょと⋯いえ、かなり⋯いえいえまるでモンダイガイってな立ち位置に思えるんですけどね⋯

それでもワタシ的には「これだったら壁に飾っときたいな」思うのもございます。
↑ のアルバム "CREAM OF THE CROP" なんか南部的「どよよん」がウマく表現されてるよで、とてもお気に入りなんですが、純粋にレコード・ジャケットのデザインに「アート」を求める方々からしたら、「ケッ!」てなもんなのかもしれませんねえ。

実際、どうなんでしょねえ。ブルース界では「すんばらし〜デザインのジャケット」なんてもんは存在しないんでしょか?
この CREAM OF THE CROP なんて、なかなかイイ線イってる!思うんですが、それは贔屓の引き倒しってヤツかもな。
もっとも「それって、まさに偏見ってヤツだぞ!」言われそうだけど、なんかねえデザインがイイ、それ飾ると「おっしゃれ〜」な雰囲気になりそうなデザインのアルバムって、中身の音楽イマイチじゃない?⋯な〜んてことゆっちゃうから嫌われるんだよな〜ぎゃははははは!
それってオメエのセンスがイカレてっからだよ!言われそうだけどホントに中身が濃い音楽のアルバム・ジャケットのデザインってイマイチなの多い、と思わない? あ、思わん?そうっすか⋯なはははは

昔、デザイン学校時代のクラスメイトが、アルバム・ジャケットのコラージュで壁面埋めよう思たら、音としちゃ二流・三流なんだけどデザインだけはイイってのばっかだよな!ゆってたのがいまだにキオクに残ってるんですわ。その中身の音楽をぜんぜん知らない門外漢には受ける「見てくれ」になるんだけど「オマエ、こんなの聴いてんの?ダッセ〜!」言われるんだ⋯って。

思わずバクショ〜しちゃいましたが、いやいやヒトゴトじゃありませんねえ。

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