King of the Road

2002-05-04
弟がよりによって(?)「津軽そば」を喰いたい、と言うので詳しく聞いてみたら、昔、なんかの催しの時、婦人会あたりが小学校の校庭に設けたテントで一杯八十円とかで提供していた、あのマズいそばがまた喰いたいんだって。
もう茹でてある(あるいは蒸してある?)麺を熱湯にくぐらして丼に入れ、刻んだネギと細く切った海苔をふって、上から「煮ぼし」でとったダシの、あんまり甘みの無いツユをかける、ってヤツ。
あのマズいのが喰いたいの?と確認して、じゃあってんで考えました。天庵の津軽そばはウマすぎて(?)ちゃうしなあ。野の庵のも、違うし・・・ 強いて言えば、某店のウナ重についてくるあったかいそばが、その昔の味に一番近い「ウマくなさ」(?)をよく再現してるかも、ってんで連れて行きました。
メニューには、ちゃんと津軽そば、ってのがあって、具がデラックスすぎるのがちとナンなんですけど、それ頼んでみたら、「うん!これこれ、このマズさ!こーゆーのが喰いたかった!」とヨロコんでおりましたぞ。
ま、ハナシの内容がこれですから、店名は伏せときましょ。マズいのがいい、なんてホメられてもねえ・・・

クラっちは新車(っていっても自転車ですけど)を手に入れて、気軽なサンポの楽しみをマンキツしてるみたいです。こちらも明日あたり、天気よかったら F-1じゃなく、ちゃんとしたレーサーで走ってみようかな?
どっか知らない街を走ってみたいんだけど、そーとー遠くまで行かないと「知らない街」が無いのですよ。青森県では西半分、秋田県でも小坂町、鹿角市花輪、大館市、比内町、鷹巣町、能代市、角館はもうタンケンしちゃいましたからね。
県内なら十和田、三沢、むつ、八戸など「南部」の各都市、秋田県なら秋田市くらいまで行かないともはや「未知」のZONEが無いのですじゃ。

「道を」楽しむ、ならまだまだあるんですが、「街を」楽しむ、となると、やはり、ある程度の規模で、かつ味のありそうな街をウロつきたいですからね。
そのイミでは意外なトコが面白かったりします。去年の秋に初めて本格的にタンケンしてみた浪岡町とか。
川沿いのプロムナードと街並みの調和が、一般的な意味での観光資産価値としてはあまり評価されていないようですが、実は、そんな無意識の良さ、が印象に残ります。なんでもキレイに整備しちゃうことが観光資産の増大につながるワケじゃないですからね。
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