Hidden charms ?

New shop of SOBA noodle !


08-05-05 MON.





弘前駅から上土手町(かみどてまち)に至るプロムナード、それが終わったところで通りの向かい側を見ると⋯
さて、昔はなんだったのでしょうか?かなり大きな間口からすると、相当な「大店」だったのではないかと思うのですが、この外装からだけでは、いったいなにを商っていたものやら、まったく想像するのも難しいでしょう。

もうずいぶん長い間、このシャッターが降ろされたままの姿ばかり見てきていたのですが、つい先日、初めて、そのシャッターのひとつを開けてなかから出てきているらしい人影を見て、ようやく「空き家」ではないんだ、と思ったものです。
ただ、そのときも、たまたま、出入りしているときに初めて出会っただけかな?と思っていたのですが・・・

なんとっ!前を通りかかったら「雨のもり」という蕎麦屋になっておりました!

左手には奥に庭の見える座敷が用意されておりますねえ。
見回しても品書きらしきものはいっさい無く、「もり」だけなのですが、というお店のかたに「それで結構です」とお願いいたしました。なんたって、どこ行ったって、まず「もり」しか頼まない主義ですから、いっこうに構いません。
全席禁煙というのも、まことに結構じゃありませんか。


この高い天井はしっかり組まれた材の立派さからして、さぞや大店(おおだな)だったのではないでしょうか。

さて、まず運ばれて来たのは先付けちゅうか副菜らしき三品がのった皿と蕎麦徳利、蕎麦猪口、という「一の膳」(?)

ややあって、いよいよ「もり蕎麦」が出てまいりました。挽きぐるみを思わせる、やや暗い色の「薄〜く」伸ばしたものを手切りにした少しランダムな幅の蕎麦で、なかなか存在感があります。

気になるお値段ですが、あんな先付け、さらに食後にはかわいいデザートまでついて来るってのに、630円でした・・・

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