Wild lives

What is the nature ?


08-05-14 WED.





今日はチゴハヤブサのヒナがけっこう大きくなって、親からエサ(おそらくその大きさからすると「撃墜した」スズメでしょうか?)をもらっているところを偶然にしっかり目撃することができました。

本来ならば、それも撮影してここにアップしたいところなのですが、その現場の状況が非常に特徴的で、それを見たら「あっ、これは◯◯◯の◯◯◯◯◯◯◯◯とこだ!」と判ってしまいます。
ヒナを育てている巣の場所は、「特定されないように留意する」のがルールであり、これが山の中の一本の樹であったら、その樹形から場所を特定できる、なんて仙人みたいなひとはいませんが、なにせ街なかでは建造物に営巣するため、比較的カンタンに特定できてしまいます。

それを見て、鳥専門(?)のカメラマンが殺到したりしたら育雛はストップしてしまうし、あるいは「悪意ある通報」でビル管理者が「確認のため接近」するだけでも、やはり放棄されてしまいます。
なんたって、ここにはときおり悪意を持って訪れている「招かれざる」読者がいますからねえ。

さて、それとはまた違う話なのですが、土淵川と寺沢川が合流するあたりの猫溜まり、どうやら付近の住民の忍耐の限界を超えてしまったらしく、壁には「ネコニ エサヲヤルナ」とチョークで大書され、少なくとも五匹はいた猫たち、いまは一匹も見当たりませんね⋯

まあ、野良ですから、そうカンタンに捕まらないのでは?と希望的観測をいたしておりますが、まさかみんな保健所送り、なんてことになったのか?
なかで「臨月を迎えてた」彼女、どうしちゃったかな?単にあそこを「追われて」別なところで産んでるのでしょうか?

もちろん、野良猫にエサを持ってきてやる側の心情も、そんな野良猫に庭を荒らされ、エサのカスなどの腐臭に悩まされる付近の方の苦渋も理解できます。

こういったモンダイに「正解」ってあるのでしょうか?
野生の鳥たちにエサをやってはいかん!なんて必ず言うヤツいますよね?
いわく、環境が不衛生になる、とか。
でもね、それゆう前に、カラスに餌を与えてるのと変わらない無神経なゴミ出ししてるニンゲンをまず殲滅しろや!
なんど言っても前の晩からゴミ出しとくヤツいるからゴミ散乱!なカラスの天国になってるだろが!
まずそこを是正しろ!出来るか?えっ?

エサをやることは野生のチカラを削ぐだあ?いいかい、ニンゲンってのが急にカンゼンにゼツメツしたとしても、エサもらえなくなった個体は死んでくけど、もともとがニンゲンのおかげで個体数が増えてたんだから「それはそれでひとつのバランス」なワケ。
鳥のほうからしたら、ニンゲンってのがウヨウヨいて、なかにゃエサくれるのもいるし、結果としてエサばらまいてるのもいる、それが鳥にとっての「自然」なんだよ。

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