Simple but super cheap

Real fast hood !




08-05-20 TUE.



今日は雨。なんだか久しぶりのような気がしています。

首都圏じゃ、かなり強い雨だったのか、交通機関の乱れがあったみたいですが、こっちでは午後に少し風が強くなり「かけ」ましたが、雨もちょぼちょぼで、さほど「荒れた」印象はありません。

ま、それでも雨は雨、さすがに自転車では濡れちゃいますから「歩き」でクライアントとこに行ってましたが、途中、ちょっと気になる張り紙をハッケンしちゃいました。
←「これ」がそれです。

なにが?と言うと「そば粉だけの」津軽そば!ってこと自体が「矛盾しておる」のでございます。

実は、通常、「津軽そば」という「固有名詞(?)」は、その成分に、必ず「大豆(による呉汁)を含む」という不文律のよな暗黙の諒解があるんですよ。
それでいくと「そば粉百バーセント」のソバは「津軽そば」とは言えないワケです。

いわば、大豆という「不純物」が混入されていることで生まれている「独特の風味」が愛されたり「嫌われたり(!)」しておるワケですから、それを「大豆抜きで」その風味を再現しました!てなことなんでしょか?

まさか「津軽のそば」って意味で〜す!なんて一般名詞化してるんじゃないよね一。
確かに、その大豆を使った製法ってのは手間もかかるし、その割にゃあ「誰もがウマい!と認めてくれる」よな味ってんじゃないですから、ならいっそ大豆抜きで出来ないか?なんてチャレンジしてみたってことかな?
大豆を使ってないのに「似た味」がします!なんちて⋯

もっとも、もう東京に出てから長い、ワタクシの弟など、ここに来ると食べたがりますが、その言い草が「うん、このマズさ(!)がいいんだよな〜」だそうですから、別にそんなノスタルジーなんぞに縁の無い、初めて食べる観光客なんかにしたら、「うっわ~、マズっ!」なんてことになるかも。

そこで「津軽そば」っぼいけども少しマズくないのを開発した⋯なんてワケないか?
まあ、しのごの言うとらんで、いちど食べてみりゃ、その真相も判明するんでしょが、実はこのワタクシ、その津軽そば、ってヤツがあんまり「お好き」ではないんですよ。

いえ、あからさまに言えばカネ出してまであんなもん喰いたないわい!てなもんでして⋯

まあ、その食べ方にもイロイロあるんでしょうけど、ワタクシも通っておった小学校の運動会などでは、校庭の一角にテントを用意し、製麺した「津軽そば」を寝かしたものを「玉」にまとめ「まとめて」蒸し、客に供する際には麺の玉を熱湯にくぐらせて丼へ入れ、そこに煮干しと昆布でとった出汁に醤油で味付けした「いたってシンプルな(あ、手抜き、などと言ってはいけません)」ツユをかけて出す、よって注文から完成して手渡しまで一・二分っちゅう超速メニューとして混雑もさばいておった⋯けど味は「?」っちゅうシロモノでしたねえ。
値段っすか?一杯八十円でしたねえ⋯記憶してるのは。

そのマズさが懐かしい(?)っちゅうヒトもいるんですねえ⋯

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