"Y" letter junction

2 rivers join into one


08-06-06 FRI.





どうやら日本の北限にあるとかゆう五重塔があるお寺、最勝院の下を流れる寺沢川は、この侵食された狭い谷を過ぎて、右から来る土淵川(つちぶちがわ)に合流して支流としての役目を終えるのですが、そのあたりでは毎年カルガモやオシドリがヒナを育てる場所ともなっています。

一昨年はそれの「当たり年(?)」ででもあったのでしょうか?もの凄い数の「親子」で賑わっていたものでしたが、昨年から今年にかけては見かける数が激減していますねえ。

もしかすると自然界の摂理みたいなもんで、たくさん繁殖した次の年はやや低調になる、なんて仕組みが出来ているのかな?
もしも、そういうメカニズムが働いて繁殖が自然に「抑制」されている、っていうのなら別にいいのですが、そうじゃなく、なにかしら環境の汚染であるとか、自然界には存在しなかった「擬似」ホルモン物質として作用してしまう化学物質による「変調」なんていうのじゃなければよいのですが⋯

人間に対して「害が無いかどうか」について、個別の化学物質については「それなりに」検査はされているようです。ですが、では「それらが複合した場合」にはどうか?についてチェックしきれているでしょうか?
例えば個別の食品に含まれている添加物と、大気中に排出されるディーゼル排気に含まれる催奇形性物質の相乗効果は?
あるいは花粉症対策として投与されている薬剤と食品添加物の相乗効果は?
もはや「三十年以上も前に」そのような危険性に留意した「複合汚染」という新聞連載小説(?)を執筆していた有吉佐和子という作家がいたのですが、いまの日本にはそれに対して充分に応えている検査態势は存在しているのでしょうか?

ともかく現代の日本人を取り巻く環境には、ありとあらゆる化学物質、それもニンゲンによって「初めて」地上に登場したものまでが存在しています。
それらの相乗効果をすべてチェックするのは「不可能」なのかもしれません。

化学物質過敏症、またハウスダスト症候群と呼ばれるもの、さらには花粉症の一部、アレルギー疾患のかなりの割合までは、そういった環境がもたらしている可能性は?
とりあえず、化学物質の「総量」だけではなく、使われている「種類」も減らす方向を考えてみてはどうでしょう?
そもそもは、「ちょっとした便利さ」や「生産性を上げる」なんてゆう名目で開発・導入されたのでしょうが、そこらへんの「効率」と「健康」ではどちらが大事なのか?ってことですよね。

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