Bad bad exhaust

Diesel engine cars


08-06-11 WED.





本来なら奥羽本線で「より早く」行ける秋田・弘前間を、能代から内陸に向かわずに、そのまま日本海沿いに北上し、青森県の鯵ヶ沢からようやく内陸に入り、ストーヴ列車でお馴染みの津軽鉄道の起点である五所川原を経て弘前に向かって南下してくる jR の「五能線」というローカル線があります。

つまり五所川原のアタマの「五」そして秋田県・能代市の「能」で五能線って命名らしい⋯んですが、待たんかいっ!路線の正式な両端に五所川原は入っとらんじゃろ!
奥羽本線・川辺駅から始まるんだから五所川原の出る幕はない!⋯思ったら、そこら歴史上のいきさつがあってじゃな⋯
どうやら先に私鉄「陸奥鉄道」ちゅうのが奥羽本線川部駅と五所川原駅で完成してたみたい。だから新設工事は五所川原・能代間になって、だから五能線、ってことみたいよ。

てなことはともかく、近年はそこ専用の展望列車も投入され(どうやら車内では津軽三味線のライヴまでやってるらしい!)、ローカル線マニアに「そこそこ」人気があるみたい⋯なんて思っていたら、いやあ、マニアっての、さすがに「凝って」るんですねえ。
そんな「キレイな」新造列車じゃなく、昔ながらの気動車、キハ-28 でなきゃ!ですと?
う〜む、ワタクシ、そゆのはよく判りません。

というより、「電車」だったら古いのでも好きなんですが、「気動車」となると、ま〜ったく興味が無いですねえ。
どうやら昔っから、あの排気の悪臭が大っ嫌いだったせいじゃないかなあ。小学校,中学校・そして高校と、修学旅行ってえと(特にバスの)乗り物醉いに悩まされてました。
特によくなかったのが、あのディーゼル排気です。
もちろん当時はそんな意識もなく、なんでか特にバスで醉うなあ、とは思っておりましたが、今でもあまり体調のよくないときなど、あの排気の旬いを嗅ぐと、ある種、懐かしい「あの嶇吐感」がトツゼン襲ってくる!ということに気づいて、はは〜ん、こいつかあ⋯と実感したものでした。
もちろん鉄道の気動車は、バスにくらべると車内に洩れてくることも少ないのか、それで酔ったという記憶はあまりないのですが、いざ駅で降りて、そばを発車していくディーゼルの排気は、ホントにイヤでしたねえ。
そんなですから、キハ-28やら58でなきゃ!なんていうマニアの嗜好ってヤツ、じえんじえん理解できません。
やっばマニアには「懐かしい」なんてヤツなのかなあ?

ワタシの通ってた中学校ってのが、けっこう距離があって、ちと寝坊したときなぞ、すぐ近くにあった弘前電鉄(現在は弘南鉄道大鳄線になっちゃってますが)の中央弘前駅から二つ先の西弘前駅まで「電車」で行ってました。あ、冬なんか、気象部の部活の関係でスゴく早い時間に登校することもあってよく電車を使ってたよ。
そんなワケで、最初っから「電車」に馴染んでいる、ってせいもあるのでしょうかね、ワタシの気動車嫌いには。
近年、その大腭線もますます探算性が悪化してるみたいだけど、なんとか残してほしいな。
うん、タマには用なんぞ無くっても乗ってみようかね。スゴい摇れるから、中で立ってたら、ちょっとしたトレーニングにはなるかもしんない(って、なんのじゃ?)。

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